
漫画はほとんど読まないぼくですが、
唯一好きなのが楳図かずおさんの漫画。
楳図さんの代表作『漂流教室』は、全巻持ってます。
(女優の黒木瞳さんや画家の横尾忠則さんも楳図かずおファンです。)
そんな楳図さんの漫画が最近どんどん映画化されていて、
特にこの『猫目小僧』は、日経新聞の映画評でも満点だったので、
かなり期待をして、早速、観に行きました。
渋谷のユーロスペースという映画館で上映しているので、
ウキウキしながら午後2時ごろ整理券をもらいに行ったら、
今日は夜9時からのレイトショーのみです。と言われ、
仕方なく夜9時まで時間をつぶすことに。
近くの漫画喫茶に行って、『猫目小僧』を全巻読んできました。
300年に一度子どもを産むという妖怪猫又の子ども、猫目小僧。
その異様な風貌から、人間から嫌われ、ひっそりと隠れて住んでいます。
ある日、喘息で苦しむ少年を助けてあげた猫目小僧は、
その少年と友達になり、少年のかわいいお姉さんに恋をします。
一方、少年の住む村で過去に封じ込められた妖怪ギョロリが復活し、
村の美少女を醜いゾンビ(肉玉)に変えていきます。
妖怪ギョロリは、自分が醜いので、美少女とか美しいものが嫌いなのです。
しかし、村人たちは、美少女を肉玉に変えたのは猫目小僧の仕業だと
思い込み、猫目小僧を退治しようと団結します。
次々と増殖する肉玉。肉玉の次のターゲットは、喘息の少年のお姉さんだ!
妖怪ギョロリを倒さない限り、お姉さんが危ない!
がんばれ猫目小僧!負けるな猫目小僧!
楳図作品に共通する重要なテーマとして、
“外見の美醜と内面の美醜”がありますが、
この映画もそのテーマを取り上げています。
心はきれいだけど顔に大きなアザのある人をいじめるような
顔はきれいだけど優しさのかけらもない人が出てきたりもしますが、
にもかかわらず、この映画には大らかな無邪気さと
童謡のような懐かしさがあふれ、大人だけでなく子どもにも
観てもらいたい映画になっています。
映画担当:175

楳図かずおさん作詞作曲の“猫目小僧”も入ってる
サントラ『あしゅらの道のまん中で/猫目小僧』もお勧めです!

