2010年03月06日

おばちゃん概論 第5講 〜オバ化とは何か〜

「おばちゃんと言葉遣い」について考えてみようと思ったのが、
今からもう1年以上前のこと。月日の経つのは早いものである。
そりゃみんなおばちゃんにもなるわ。

「おばちゃんと言葉遣い」について考えてみようと思ったのは、
例えば、「てかこれマジうざくねー」と言ってる女性Aと、
「あらいやだわ。こんなこと本当にやらないといけないのかしらね。」
と言っている女性Bと、どちらがおばちゃんでしょう?と聞かれた時、
ほとんどの人は女性Bを選ぶと予想されるからである。

では、女性Aと女性Bが同一人物だとしたらどうだろう。
彼女はなぜ、そしていつから言葉遣いを変えたのであろうか。
もしかしたらここに女性が自分をおばちゃんだと認めているかどうかの、
重大な鍵が隠されているかもしれないのである。

というようなことをさらに深く考察してみようと思ったのであるが、
うっかり忘れてしまい、こんなに時間が空いてしまった。

なのになぜまた続きを書いたかというと、最近こんな本を読んだからである。

オバ化注意報』 中村うさぎ/倉田真由美著

この本も、男の私からは絶対に思いつきもしない深い洞察、
深いというよりはエゲツナイ、痛々しい洞察が正々堂々と繰り広げられており、
実に示唆に富んだ参考書であった。



おばちゃん研究家:175

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

posted by 175 at 01:18| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月26日

おばちゃん概論 第4講 〜おばさん未満〜

これまで本概論では、「おばちゃんと年齢」、「おばちゃんと外見」について考えてきたが、
最難関の「おばちゃんと内面」については、考えても考えても考えがまとまらず、
ちょっとしたスランプに陥っていた。

しかし、おばちゃんぽさについてこんなに真剣に考えている、
類まれかつ日本初のおばちゃん研究家として、
また、続きを楽しみにしてくれているはずの読者のためにも、
ここで投げ出すわけにはいかないと踏ん張っていたのだが、
そんな時、偶然に一冊の本を見つけた。

『おばさん未満』酒井順子著

まさか同業者がいたとは!と驚いて早速読んでみたところ、
男の私には思いつきようもない鋭い視点でズバズバとおばちゃんぽさを指摘していて、
感服つかまつった。

この人が、30代以上・未婚・子ナシの女性を「負け犬」と言い出した人だったことも、
この本を読んで初めて知った。
(ちなみに酒井さんも、ご自身が定義する「負け犬」である。)

この本は、これまで私が解けなかった謎に対する明快な回答も多く、
例えば、真っ赤な口紅をつけているのはおばちゃんが多いということは、
最近の調査から私も分かっていたのだが、酒井さんは、なぜそうなるのかも考察している。

つまり、ナチュラルメークが流行のこの時代、
口紅だって当然、肌に合ったナチュラルな色が望ましいのだが、
おばちゃんになってきて肌にくすみが出てくると、
それに合わせて口紅のナチュラルな色も必然的にくすんだ色になるわけで、
でも、くすんだ肌にくすんだ色の口紅を塗ると、死人のようなメイクになってしまう。
だからこそ、人工的な暖色、つまり真っ赤な口紅を塗る必要が出てくるのである。

実に明快!
(注)僕の意見ではありません。

また、本概論の中では、
「今年48歳の黒木瞳や57歳の桃井かおりがおばちゃんぽく無いんだから
おばちゃんぽさと年齢は関係ない」とか言うのはやめておこうと決めていた。

本人の努力もあるのかもしれないけど、
非常に恵まれている芸能人と比較してどうのこうの言っても意味がない。

一方、酒井さんは、頭のてっぺんからつま先まで完璧な黒木瞳の写真を見て、
小さな小さなおばちゃんぽさをたったひとつ見つけてホッとしたりしている。

実に示唆に富んだ参考書であった。


次回は、「おばちゃんと言葉遣い」について考えてみたい。



■まとめ
考察その一.夢がない女性=オバチャンなわけではない
考察その二.年齢的におばちゃん=オバチャンなわけではない
考察その三.外見的におばちゃん=オバチャンなわけではない

おばちゃん研究家:175

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

posted by 175 at 12:41| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

おばちゃん概論 第3講 〜おばちゃんぽさとは何か?〜

おばちゃん概論第3講では、「おばちゃんぽさとは何か?」について考えてみたい。

これまでの調査(主に、通勤電車内でのおばちゃん観察)によると、
おばちゃんぽさの構成要素としては、外見的なおばちゃんぽさと、
内面的なおばちゃんぽさがあるのではないかと推定することができる。

おばちゃん年齢以上の女性が、外見的なおばちゃんぽさと、
内面的なおばちゃんぽさを身につけたとき、
おばちゃんの完全体“ザ・おばちゃん”になることは、前回述べた

つまり、年齢・外見・内面の三位が一体となるとき、
“ザ・おばちゃん”が姿を現すのである。
(“ザ・おばちゃん”=関東弁では“オバチャン”、関西弁では“おばはん”)

年齢を重ねれば、外見的におばちゃんぽくなるのは当然である。
例えば、シワができるとか、シャワーの水を肌がはじかなくなるとか。

一世を風靡したあのパイレーツだって、
この前10年ぶりに復活したボキャブラ天国で、
「はるかおっぱいたれたよね〜。」「それはお互い様だっちゅーの」って言っていた。

しかし、例えパイレーツが年齢的・外見的におばちゃんになったとしても、
それだけではまだ、“ザ・おばちゃん”として、画竜点睛なのである。

なぜなら、今のパイレーツには、“ザ・おばちゃん”として認定するに当たり最も重要な要素、
“内面的なおばちゃんぽさ”が欠けているからなのである。

もっと分かりやすい例えを挙げると、
樹木希林は、年齢的にも外見的にも完全におばちゃんだが、
果たして“ザ・おばちゃん”だろうか?

映画やCMでの彼女の演技などを見ていると、
どうも内面的にはおばちゃんぽくないような気がするので、
個人的には、おばちゃんじゃないカテゴリーに位置づけたいのだが、
まんまおばちゃんじゃんという意見も多そうなので、
これ以上深入りするのはやめます。

ということで(苦しいけど・・)、おばちゃんについての考察その三、
「外見的におばちゃん=オバチャンなわけではない」。



■まとめ
考察その一.夢がない女性=オバチャンなわけではない
考察その二.年齢的におばちゃん=オバチャンなわけではない
考察その三.外見的におばちゃん=オバチャンなわけではない

おばちゃん研究家:175

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

posted by 175 at 12:34| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月08日

おばちゃん概論 第2講 〜何歳からおばちゃんか?〜

厚生労働省のHP『健康日本21』によると、
幼年期0〜4歳、少年期5〜14歳、青年期15〜24歳、壮年期25〜44歳、
中年期45〜64歳、高年期65歳〜という区分がされている。

この区分に従うと、45歳以上がおばちゃんということになりそうだが、
多くの女性が30歳を重要な年齢の区切りと考えていることを鑑みて、
本おばちゃん概論では、30歳以上を“おばちゃん年齢”と定義付けてみたい。
(もちろん男性も30歳以上は“おっさん年齢”となります。)

しかし、例えば、永作博美は、この定義によるとおばちゃん年齢になるが、
明らかにおばちゃんではない。

正確に言うと、おばちゃんぽくは全然ない。

そりゃ芸能人だからねとか童顔だからねという声が聞こえてきそうだが、
職場や街中で周囲を見回してみれば、おばちゃん年齢に達しているのに、
おばちゃんぽくない人を何人も見つけることができるだろう。

一方、学生時代を思い出してみると、
同級生や先輩に、やたらとおばちゃんぽい人もいた。
彼女達はその頃、10代であったにも関わらず。

このことから、おばちゃん年齢に達しているかどうかよりも、
“おばちゃんぽいかぽくないか”がずっと重要であることが分かる。

ちなみに、おばちゃん年齢に達しているおばちゃんぽい女性は、
おばちゃんの完成形、“ザ・おばちゃん”である。
(関東弁では、“オバチャン”、関西弁では“おばはん”と呼ばれる。)

ということで、おばちゃんについての考察その二、
「年齢的におばちゃん=オバチャンなわけではない」。


では、おばちゃんぽさとは何か?

この難問への考察は、次回に譲りたい。



■まとめ
考察その一.夢がない女性=オバチャンなわけではない
考察その二.年齢的におばちゃん=オバチャンなわけではない

おばちゃん研究家:175

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

posted by 175 at 12:37| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月01日

おばちゃん概論 第1講 〜おばちゃんとは何か?〜

昔からいろんなことで悩んでばかりいるが、
最近の悩みの種は、「おばちゃんとは何か?」という命題である。
(おっさんとは何か?でもいいんだけど、まあとりあえずおばちゃんで。)

幼稚園児から見れば、大学生以上の女性なんかみんなおばちゃんだろうし、
でも老人から見れば、40代の女性でも若いわねーってなるわけで、
つまり、おばちゃんというカテゴリーは、至極曖昧なものなのである。

周りを見渡してみると、10代でもおばちゃんぽい人もいれば、
40代でも全然おばちゃんぽくない人もいるわけで、
こうなってくると、おばちゃんとは何かがますます分らなくなってくる。

そこで、頭の整理のためにも、今日から不定期におばちゃんについて、
真剣かつ強引に、この場で考えてみることにしたい。


というわけで、早速第一回目のテーマ、
“夢がなければおばちゃんか?”。

多くの人は、おばちゃんと少女の違いは(おっさんと少年のほうが分りやすい。なぜだ?)、
夢を持っているかどうかだと言うに違いない。

しかしこれは、自分の学生時代なんかをちょっと考えてみると、
全く見当違いであることがすぐに分る。

中学や高校の時に、キラキラする夢を持ってる人なんて、
そんなに多くはなかったはずだ。

まあとりあえず進学かな〜みたいな人がほとんどだったでしょ?

だけどそんな学生を指して、あんたはおばちゃんだ!とは言えない。

確かに、夢を持ってると、人生に張りが出るというか、
生き生きと生きていけるとは思うが、
別にそれは夢という大仰なものでなくてもいいわけで、
サーフィンが好きとかフットサルが好きとか毎日の仕事が好きとか、
何か好きなものがあればそれでいいような気がする。

かつてクラーク博士は、「少年よ大志を抱け」という名言を残したが、
「大志や夢を抱いてないと少年ではない。」とは言っていない。

ということで、おばちゃんについての考察その一、
「夢がない女性=オバチャンなわけではない」。

次回は、おばちゃんと年齢の関係について考えてみたい。



おばちゃん研究家:175

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

posted by 175 at 12:36| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。