2008年08月10日

『閉ざされた森』(☆☆☆)



≪ストーリー≫
パナマの密林で訓練をしていた米軍レンジャー隊の7人が、消息を絶つ。
17時間後、1人の死体と2人の重軽傷者が発見されるが残りは行方不明に。
生き残った兵士の証言は食い違い、捜査はまったく進展しない。そこで取り調べの
エキスパートだという元軍人が呼ばれ・・・


90分ほどでコンパクトにまとめられていて、その中で、何度も意外な展開
が待っていて、最後の最後で大どんでん返しで観客たちが騙される、といった
タイプの映画

俳優陣も豪華で、途中みていて飽きないし、あー、結構おもしろかったねと
いえる部類の映画とは思います。


が、いったい何だったんだーという脱力感も大きいです。
登場人物がそんな多いわけでもないのに、話が結構複雑で、わけわからなく
なってしまったりします。

そして、一番重大なのは、結局あのシーンはナンだったの?という疑問がたくさん
残ったままということ。
もう一回みたら、理解できるんだろうか。

誰か映画好きの人、解説してください。

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2008年08月03日

『鬼が来た!』(☆☆☆☆)

onikita.jpg

中国の歴史もののTVドラマでは必ず、
極悪非道な日本兵が出てきて、いじめられ抜かれた中国人が、
最後に日本兵を倒すというストーリーがほとんどだ、
みたいな記事を新聞か雑誌かなんかで読んだことがあったので、
中国映画『鬼が来た!』は、見ていて辛くなりそうで、
ずっと借りていませんでしたが、先日、なんとなく借りてみました。


捕虜として、中国のとある小さな寒村に連れてこられた日本兵は、
口汚い言葉で村人達をののしるのですが、貧しい村人達は、
自分の生活も苦しいのに、この日本兵を世話します。

それから半年後。村人達に心から感謝するようになった日本兵は、
日本軍の陣営に戻り、村人達にお礼をしようとするのですが、、、
なぜかここからとんでもない展開になっていきます・・・


2000年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作です。

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2008年07月27日

『モンスターズ・インク』(☆☆☆☆☆)



舞台の中心は、世界中の子供たちの悲鳴をエネルギーに変えるモンスターズ株式会社。
いろんなモンスターたちがそこで働いています。


モンスターは、売上ノルマを達成するために人間の子供を驚かせて悲鳴を上げさせて
ポイントを稼いでいかなければならないのですが、人間に触れられてしまうと死んで
しまうということで、人間を(たとえ子供であっても)恐れてもいます。
人間は、モンスターの世界にやってきてはいけないことになっていました。

そんな中、その会社の中で売上(=子供を怖がらせて悲鳴を上げさせてポイントを
稼ぐ)トップの座にすわるサリーは、ひょんなことから、人間界の女の子を
モンスターの世界に連れてきてしまい、その女の子の自由すぎる振る舞いに
右往左往する羽目になってしまいます。

そうこうしているうちに、サリーと人間の女の子との間に、父と子との間のような
愛情が、サリーの中で芽生えてきます。

一方、その女の子をモンスターの世界に連れてきてしまった背後には、よからぬ
たくらみをする社長と、他のモンスターがいて・・・


ま、ストーリーとしては、ピクサーのほかの映画と同様、勧善懲悪の安心して
見られる展開で終わるので、とても満足度は高い映画だったのですが・・・


今の世の中を見てみても、社長は、会社の売上をあげるためにやっていることが
結局は消費者を裏切ることになり、マスコミなどから大きく叩かれて、事業存続
の危機に直面するまでにいたる、といった事件があとを絶ちませんが、この映画
を見てたら、そんな事件の数々をなぜか思い出してしまい、コンプライアンスで
あるとか内部統制が大事なんだなあと痛感した次第でございます。


映画担当:c-man

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2008年07月20日

『王妃の紋章』(☆☆☆☆☆)

ouhino.jpg

昔、『インディペンデンス・デイ』というSF映画が公開された時、
映画館で観て「すごい迫力だなあ。」と感心した記憶がありますが、
それ以来の大迫力だった極彩色映画。

衣装、セット、規模、どれをとっても桁外れ。

ストーリーは、家族同士で殺しあったり恋愛沙汰になったりで、
中国版のシェイクスピア『ハムレット』のような感じでえげつないのですが、
とにかくこの煌びやかな映像だけでも観る価値があります。

今日現在、今年観た映画No.1です。



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2008年07月13日

『ギャグマンガ日和』(☆☆☆☆☆)

gyagumanga.jpg

このアニメを作った人は、天才だと思う。

常識に縛られない自由な発想で描かれたシーンの数々が、
テンポよく、次から次へと繰り出されていく。

僕やらぐびーを含め、ギャグが冴えない人は、こういう発想からどんどん学んで
いって、必要なタイミングで面白いことを言える有能な人間へと成長していか
なければならないんだと、反省しながら、観ていた。


だいたいそんな感じ。



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2008年06月29日

『オフサイド・ガールズ』(☆☆☆☆)



珍しいイラン映画。

これは、面白い!


みなさんご存知の通り、イランは、イスラム諸国の中でも特に戒律の厳しい国で、
お酒が飲めないとか、女性は外を出歩くときは顔を晒してはいけないとか、
色々厳しい決まりがある。

そんな厳しい決まりの一つに、女性は、サッカー競技場に行ってはいけない、
というのがあるらしい。

一方、サッカーは、イランの国民的人気スポーツ。


この映画は、サッカー大好きな女の子たちが主役となり、何とかサッカーを見ようと
競技場に忍びこもうとし(ドイツ開催のワールドカップの出場をかけたバーレーンとの試合)、
その結果、警備員に捕まってしまって、競技場の片隅に閉じ込められているシーンが
主な舞台だ。

閉じ込めている警備員も、民間の人たちで、気のイイ人たちとして映し出されていて、
女の子たちと警備のおっちゃん・おにいちゃんたちとのやり取りがユーモラスで
絶妙な味をかもし出している。

深いところでは、女性問題とか宗教の問題などにも焦点をあてようとしているのだろうけど、
決して見ていて難しいわけではなく、楽しく笑いながら見ることができる。


サッカー好きじゃなくても、イラン好きじゃなくても、
この映画は絶対楽しく見れると思う。

おすすめの作品。

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2008年06月15日

『実録・株取引 投資家VS証券マン』(☆)

kabutorihiki.jpg

先日、半額セールのときに近所のツタヤに行ったら、
棚の一番隅に置いてあった一本のDVDが目に留まりました。

実録・株取引』。

DVDの裏面に、
「僅か数十秒に全神経を賭けるデイトレーダーたちの実態に迫ったドキュメンタリー作品。
“デイトレーダー”と呼ばれる彼等の投資術とは?」なんて書いてあったので、
ぼくはデイトレード(一日に何回も株を売り買いして金儲けする)には興味ありませんが、
世の中のデイトレーダーの実態を見てみたくて、借りてみました。

DVDの裏面に、成功したデイトレーダーらしい男性が、
周囲をきれいな女性に囲まれて、得意げに写っている写真が載ってたけど、
これを観たらぼくもこんなふうになれるかもとか思って
釣られて借りてしまったわけではありません。

で、内容はというと。

窓口販売専門の証券会社で働いている冴えないおっさんが、
「最近は手数料の安いネット証券が出てきてるから、われわれは大変だ」とか
愚痴を言っているインタビューと、
株中毒になって人生破滅してしまった男性のインタビューと、
あと見かけはチンピラみたいだけど言ってることは意外とまともなことを言ってる、
株の成功者の兄ちゃんのインタビューが収録されていました。

ただし、この兄ちゃんは、株は長期で運用するのがいいとか言ってたので、
結局デイトレードの実態はまるで分りませんでした。

もちろんDVDの裏面に載ってたきれいな女性に囲まれた男は
一度も姿を現しませんでした(イメージ写真だったようです)。

こういう映画を騙されて借りてしまうぼくのようなのが、
株に手を出したりすると間違いなく大損こくでしょう。

株って怖いですね。

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2008年06月08日

『マルーンド−恋の脱出大作戦!』 ☆☆☆

MALOONED.jpg

先月横浜で開催されたアフリカ開発会議にあわせて、シネマアフリカという映画祭
が横浜でありました。

特に何も予定が入っていない日曜だったので、横浜までふらっと出かけて、
『マルーンド』という作品を観てきました。


ケニア映画で、ベスト・オブ・ケニアという呼び声高い、などと書かれてたので
期待して行ったのですが・・・
(内容はよく調べずに。)


舞台はケニアの首都ナイロビの高層ビルの15階のトイレ。

映像の98%はトイレとそのトイレから見える外の景色です。

ケニアの街並みが見たいとか言う人には完全に期待はずれです。

ケニアの2大民族のルオ人、キクユ人の男女2人が主人公となり、休日に女子トイレに
閉じ込められてしまったところから、脱出するまでの4日間(5日間だったかも)を描いた
物語。

休日のせいか男子トイレに鍵が入っていたオフィスビルの15階、女子トイレのほうは
空いていて、我慢しきれずに誰もいないと思い女子トイレに入った男性が、用を済ま
せて外に出ようとしたら、なんと鍵が閉まってて。

男性が入った時点で、他に2人の女性がトイレ内の個室にいて、そのうち1人が
清掃員。その清掃員が、トイレを済ませて外に出るときに、もう他には誰もいない
と思って、鍵を外から閉めて出て行ってしまって、男女2人が取り残されてしまった
のですが・・・

だいたい、外から鍵が閉まって中から開けられない構造ってどないやねん、とか、
閉じ込められた男女2人が脱出を試みようと色んな策を講じるのですが、その
どれもがしょうもなく、七転八倒したあげく、最後にすごいあっさりと脱出できて
エピローグを迎えてしまいます。

脱出を試みるうちに男女が互いに協力し仲良くなっていくものの、その中で
お互いの民族への偏見があることに、自分自身が気づいたりと、それなりに
考えさせようと思って作ったなとは感じるのですが。


脱出のために他にいろいろ方法あるやろとか、つい考えてしまい、あまり共感
できずじまい。

そもそもトイレに閉じ込められたって・・・

ま、コメディなのかもしれませんが。


DVDに出たときにでも、変わった作品好きな人は観て欲しいと思います。

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2008年05月25日

『それでもボクはやってない』(☆☆☆☆)



先日、テレビで放送されていた周防正行監督の最新作、
それでもボクはやってない』。

チカンに間違えられた主人公が裁判にかけられることになり、
ほんとにやってないんだからやってないと主張するんだけれども・・・
というとてもマジメな映画です。

この前、池袋駅で若い兄ちゃんに後ろから羽交い絞めにされて、
でも逃げようとしてホームをゴロゴロ転がっているチカンを観たばかり
だったので、かなりリアルに観れました。

ちなみにぼくは、この映画を観る前から既に、
満員電車に乗るときは、万が一にもチカンと間違えられないように
(これまで間違えられたことは一度もありませんが)、
これまでも徹底した防衛策を取ってきていました。

具体的には、満員電車で周囲に女性がいる場合には、
片方の手で吊り革を持ち、カバンを持っているもう片方の手は、
自分のへその位置の辺りに置いて、カバンで女性との間に壁を作る。
というすばらしい方法です。

こうしておけば、この映画の主人公みたいにチカンに間違えられても、
そのまま微動だにしなければ、物理的にチカンは不可能だと
いうことがすぐに分ります。

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2008年05月18日

『トイ・ストーリー』(☆☆☆☆☆)



おもちゃたちの中心的存在、カウボーイのウッディのおもちゃ的成長を描いた物語。

ウッディは、アンディのおもちゃの中で、一番のお気に入りでしたが、ある日
新たなおもちゃが仲間入りするということで、気が気ではありません。

実際に、アンディのおもちゃとして新たに入ってきたのは、バズという、最新型
のおもちゃ。
ウッディの恐れていたとおり、アンディの一番のお気に入りの座をバズに奪われ、
ウッディは、嫉妬のあまり、バズについつい嫌がらせしてしまいます。

それが思わぬハプニングを生み、ウッディとバズは、アンディの元から遠く
離れてしまうことになりました。
他のおもちゃからの信頼も失い、リーダー的な立場もなくなってしまいました。

なんとかバズと一緒にアンディの元に戻って信頼回復を計ろうとするウッディ。

でも、バズはバズで、自分がおもちゃであることを知らずにいて、どこか
とんちんかんな行動を繰り返し、なかなかウッディの思うとおりには動いて
くれません。

タイムリミットは、アレン一家が引っ越してしまうまでの数時間。

果たして、アレンのもとに戻ることはできるのか?

息を呑まずにいられないシーンの連続、意外な展開など、見ている人を
飽きさせません。

いろんなことを教えてくれるピクサー映画が大好きです。


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2008年05月11日

『靖国 YASUKUNI』(未見)

yasukuni.jpg

靖国 YASUKUNI

今年の初めになんかの雑誌でこの映画のことを知って、
ずっと楽しみにしていたら、新聞などの報道で、
いろんな圧力がかかって上映できないかもということに
なっていることを知り、心配していたのですが、
渋谷の映画館“シネ・アミューズ”が勇気を持って公開に踏み切り、
1週間だけ上映することになりました。

そこでGW最終日に早速観に行ったのですが、
映画館の前には警察の特殊車両が待機し、
劇場入り口とかには警察官が何人も警備している
ものものしい雰囲気でした。

で、肝心の映画のほうは、その日は合計10回くらい上映していたのですが、
お昼くらいに行ったら既に全部満席になっていて、観れませんでした。

今度、また挑戦してきます。
※シネ・アミューズで無事に上映できたので、
 他の映画館でも短期間ですが上映することになったようです。

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2008年04月27日

『ファインディング・ニモ』(☆☆☆☆☆)



GWが始まりました。

今年は、友達の結婚パーティに参加するため大阪に立ち寄ってから
台北経由でカンボジアへ遊びに行きます。


1年ぶりの海外旅行なのに、結婚パーティの余興準備で、
結局ほとんど準備はしてません。

そんな感じでそろそろ準備をしなければというときに、ど風呂グの記事の在庫が
ないことに気づき、朝7時に出発なのに、夜中2時過ぎにこのブログ記事を
書いてます。。。

さて。

この映画の主人公・ニモ親子は、グレートバリアリーフ近海に住むクマノミ。

物語では、ニモがシドニーからやってきたダイバーに捕まえられて、
水槽に入れられてしまいます。

目の前で息子を連れ去られたお父さんは、必死に取り戻そうとしますが、
船の速さに追いつけず、離れ離れになってしまいました。

でも、お父さんはあきらめず、海の中で出会う沢山のひと、
いや、魚の協力を得ながら、敵や困難を乗り越え、海流に乗って、
シドニーまで泳ぎ着きます。

熱帯の魚がシドニーまで行くというのは、ものすごく勇気がいることだと
思いますし(冷たくて凍え死んでしまうかもしれない。。。)、息子を思う
父親の気持ちというのがどれだけのものかということが、まだ実感として僕には
分からないものですけど、共感し涙を流さずにはいられませんでした。

出てくるキャラクターたちみんないい人、いやいい魚で、
彼らが住む海がほんとにきれいで羨ましいです。

いやあ、魚の世界って、ほんとに素晴らしいですね。

さよなら。

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2008年04月20日

新社会人へ贈る!愛しきダメ男の映画特集

昔、健全な学生だった頃は、『スターウォーズ』とか、
ロード・オブ・ザ・リング』とかのハリウッド映画が好きでしたが、
だんだんとフランス映画やイタリア映画なんかを観るようになってきて、
そして今ではますますマイナーな映画も楽しむようになってしまいました。

のどかな春の日の朝っぱらからウルグアイの映画なんかを観ながら、
「あ〜、オタクっぽくて楽しいなあ。」なんて思ってしまうのです。

どうしよう。

今回は、そんなマイナーな映画の中から、ダメ男をテーマに選りすぐりの
3本を紹介します(毎回マイナーな映画を紹介してる気もしますが)。

新社会人のみんなもこれを観て、5月病なんて吹き飛ばそう!

izanai.jpg

太陽の誘い』(☆☆☆☆)スウェーデン映画
● ダメ男:孤独な農夫

超人ハルクのような巨体の農夫。40歳で独身、女性経験はありません。
この農夫が、家政婦としてやってきた美しい女性と恋に落ちるという、
設定はありがちなラブ・ストーリーなのですが、
この舞台となるのが、スウェーデンの手付かずの自然が残る静かな農村。
さらに季節は、白夜。東京の風景では、絶対に作れない映画です。
キラキラしてて温かくて優しい、大人の物語。お薦めです。

この映画を気に入った人は、『太陽に灼かれて』も是非ご覧ください。


americansp.jpg

アメリカン・スプレンダー』(☆☆☆)米国映画
● ダメ男:病院の書類整理係

妻に見捨てられ、2度の結婚に失敗し、何のいいこともない毎日を過ごす、ハービー。
でもある時ふと、そのさえない日常をマンガにしてみます。
もちろん絵の才能はないので、小学生が描くような棒と丸だけのキャラクターで
ストーリーを構成するだけ。
そこに友達のマンガ家が絵を付け足して売り出したところ、これが大ヒット!
テレビに出演したり、映画化されたり(この映画)と、人生が180度変わります。

この映画、すごいたくさんの賞を取ってますが、
でも何か結局、目指すところは金なのねって感じで、
アメリカン・ドリームが叶ってよかったね、という映画(実話)です。


それに比べてこれはすごい!

whisky.jpg

ウィスキー』(☆☆☆☆)ウルグアイ映画
● ダメ男:靴下工場経営者

ウルグアイで小さな靴下工場を営むハコボ。
信じられないくらい単調な毎日を過ごしています。

そんな彼の家に、ブラジルで同じく靴下工場を営む
弟のエルマンが、久々にやってくることになります。

弟がやってくる前に、ハコボは、何を思ったか、
自分の靴下工場で働く生真面目な中年女性マルタに、
弟がいる2、3日の間、夫婦の振りをしてほしいと頼みます。

同じく単調な毎日を送っていたマルタは、これを了解し、
髪を染めたり、おしゃれをしたり、夫婦一緒の記念写真を撮ったりして、
嘘の夫婦生活を楽しみ出します。

そんな2人のもとに、とうとう弟がやってきて、3人での不思議な
共同生活が始まります。ハコボはユーモアも全くないので、
彼なりにがんばるのですが、マルタを楽しませることはできません。

一方、弟のエルマンは、ブラジル仕込の軽快なトークで
マルタを楽しませ、そんな2人を見て、面白くなさそうなハコボ。

でも2、3日の辛抱だと思って我慢していたハコボですが、
弟は、久々に会ったんだから、このままみんなでブラジルに遊びに行こう!
と提案してきます。嬉しそうにうなずくマルタ。まじかよ!と思うハコボ。

さて、この先、3人の不思議な関係はいったいどうなる?!
※この映画はコメディなので、ドロドロした関係とかにはなりません。
 もちろん、兄弟愛が芽生えるなんていうハッピーエンドでもありませんが。
 予想外のラストでした。

映画ってほんとうにいいですね。

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2008年04月13日

『HERO』 (☆☆☆☆)



2001年にフジテレビ系で放映されたドラマのスペシャル版。

2001年といえば、就職して東京に出てきて2年目。
当時は、あまり外で遊んだりすることなく引きこもり気味で(地球探検隊にも
出会ってなかった頃だ)、部屋でテレビばかり見てた。

法曹関係の仕事に就いた大学時代の友達も多くてそれなりに興味もあったことも
あり、このTVドラマシリーズも毎回のように見ていた。


ちょうど風邪を引いて会社を休んだ日の午後、少し元気が出てきたので、風邪薬を
買いに出かけたついでに、商店街にあるレンタルビデオ屋さんにふと立ち寄り
ついでに、部屋の鍵もなくしたけど)、なんとなく棚を眺めてると、この映画を
みつけ、懐かしくなって、思わずその場で入会、ビデオを借りたのだった。

さっそくDVDをみようと部屋に帰ろうとしたときに鍵をなくしたことに気づき、散々な
目に遭ったのだが、なんとか無事に部屋に入ることもできて、その日のうちに
映画も観ることができた。

映画は、映画館で観なくて良かったと思えるような、ドラマ並みの素晴らしい
出来で、見た後もすっきりとする内容で、その日鍵をなくしたことのショックは
多少癒されはしたものの、ぼくは、今後この映画(その続編)やドラマ続編(もし
あれば)をみるたびに、この日の不幸な出来事を思い出すだろう。


映画担当:c-man

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2008年04月06日

『デス・プルーフ』(☆☆☆☆)



クエンティン・タランティーノ監督の最新作、
デス・プルーフ』。

タランティーノってやっぱ頭おかしいなあと、
この映画を観て改めて思いました。

あんな激突シーン、初めて見ました。

ウォーター・プルーフ(防水加工)のカメラとか時計とかはよくありますが、
この映画のメインキャラクター、スタントマン・マイクは、
デス・プルーフ(防死加工)の車に乗る殺人鬼です。
でもあんまり強くはありません。

たいしたストーリーもないのですが、
殺人鬼に狙われる女の子たちがみんなかわいくて、
会話のテンポがよくて、そんなに怖くもなくて、
とてもよくできたB級映画です。



音楽の選曲も相変わらずいい感じ。



映画担当:175

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2008年03月30日

小堺一機 & 柳沢慎吾LIVE ライブマン★コミック君!! テレビくん登場の巻 (☆☆☆☆☆)



これは、ライブを収録したDVDである。

柳沢慎吾のパフォーマンスが最高だ。天才だと思う。
うまく彼のパフォーマンスを引き出している小堺一機も、またいい。

熱闘甲子園、警視庁24時、子供の頃からテレビで見てたあの名人芸の数々を、
ロングバージョンでみることができる。

ウザさを売りにしてる人が、なぜか今、僕の周りにいたりするのだけど、
ウザキャラの頂点に立つ柳沢慎吾を観て、一流とはこういうものなのか、
と思い知らされた。

一緒に飲み会に行ったら楽しいに違いないけど、
一緒に住んだりしたら、ウザいに違いないんだろうなあ。

実は、僕はこのDVDを、まだ全部は観ていない。
いっきに全部観るのがもったいなかったから、途中で止めたのだ。

今週末も、部屋に引きこもって、ちょっとずつ見ようと思う。

映画(じゃないけど)担当:c-man

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2008年03月16日

『ジプシー・キャラバン』(☆☆☆☆☆)



マケドニアからは、天童よしみ似のジプシークィーン“Esma”(エスマ)が、
インドからは、ひざダンス(これすごい!)の名手がいるグループ、
“Maharaja”(マハラジャ)が、
ルーマニアからは、ジプシー楽団のタラフ・ドゥ・ハイドゥークスと、
ファンファーラ・チョクルリーアが、
そしてスペインからは、フラメンコダンサーのアントニオと叔母のファナが集まり、
ひとつのバスに乗って全米ツアーをすることになりました。
彼らの唯一の共通点は、ロマ(ジプシー)であること。

その様子を追った音楽ドキュメンタリー映画がこれ、
ジプシー・キャラバン』です。

どれもこれも超個性的なメンバーで、それを見てるだけでも楽しいのですが、
中でも一番存在感があったのが、スペイン人のでっかいおばちゃんファナ。

昔から不思議に思ってたのですが、スペイン人のでっかいおばちゃんは、
なんでこんなかっこいいんでしょう。

日本人の場合、でっかいおばちゃんになってしまうと、
諦めるか、いじけるか、吹っ切れておかしくなるかのどれかの気がしますが、
スペイン人のでっかいおばちゃんは、踊るし唄うし飛び跳ねるし、
そしてそれがすごいサマになっているのです。

人目を気にする国民性とそうではない国民性の違いが、
具現化されている好事例のひとつなのではないでしょうか。

※勝手に一般論のように述べいてるだけなのですのでご了承ください。



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2008年03月09日

『レミーのおいしいレストラン』(☆☆☆☆☆)




最近、料理でも勉強してみようかなあと思ったりしてるところ(と言いつつ、飲み会続き、
外食ばっかりだけど)、料理の得意なねずみがフランス・パリを舞台に、料理の苦手な見習い
シェフの男の子と一緒に、超一流の美味しい料理を作って、レストランを盛り上げていく
というドキュメンタリー映画を見ました。

何がすごいって、ねずみが、衛生面に気を使って、厨房に入るときには両手を洗剤で洗ったり
するところに、僕は驚きました。


昨今、食の安全を脅かすようなニュースをよく聞きます。
一番近いところでは中国産餃子が問題となっていましたが、ここ1、2年の間においても、
石屋製菓(白い恋人)、赤福、船場吉兆など、次々と食品偽装や賞味・消費期限切れの食材の
使いまわしなど、食品衛生法違反等の事件が起こっていて、いったい何が信じられるのか、
分からなくなってしまいました。

多くの人がこんな思いをしているでしょう。


おいしいものを食べたいというのは、人間の根源的な欲求だと思います。食に関わる仕事を
している人たちに、このドキュメンタリー映画を観て欲しいと思います。

普段は不潔だと毛嫌いしているネズミでも、本当に料理を愛しているネズミは、ちゃんと
手を洗って衛生面に気を配って料理をしているんだという事実を、知ってほしい。

食の安全が脅かされている時代にあって、希望が見出せる、そんな映画です。

映画担当:c-man

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2008年03月02日

『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(☆☆☆☆)

sweeney.jpg

この映画の監督、ティム・バートンの作品は、
すごい好きでもないんですが、ハズレがないので、
ここ20年くらいの作品は全て観てます。

この作品も、何度も観たい作品ではないけど、
すごいセンスだなあと感心して観ていました。

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

ジョニー・デップ扮する悪魔の理髪師が
ひげそりをしてる客の首をカミソリで切りまくり、血が飛びまくります。
そして首を切られた客は、美味しいミートパイにされる映画です。

いつもにも増して悪趣味でグロテスクで不気味な映画ですが、
なんとこの映画、今年のアカデミー賞美術賞獲得作品です。

単なるホラー映画との違いを、じっくり味わってみてください。

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2008年02月17日

『ラストキング・オブ・スコットランド』☆☆☆☆



1970年代のアフリカ、ウガンダに君臨した独裁者アミンの実像を、若い白人医師の
目を通して映像化した作品です。

最近、アフリカを舞台にした映画を観ることが多い。
アフリカが呼んでるのかも。。。


スコットランドの医学校を卒業したギャリガンは、卒業後の進路として、たまたま
目をつぶって回転させた地球儀に指を指したウガンダへ、医療支援のために行く
ことになります。

貧困問題克服!とか人道支援!とかの志があったわけじゃなく、アジアを旅してると
たまに出会う自分探しをしている青年みたいに、単に今いる自分の環境に不満があって、
そこから逃げようとして選んだ道のような印象。

そんな彼がウガンダで医療支援の活動中に、クーデターで政権を握ったばかりの
アミン大統領の怪我を偶然にも直すことになり、その手際の良さを気に入られて
主治医・側近の一人として政権の中枢に入ることになります。


他方、アミン大統領は、権力を握ると独裁力を次第に強めていき、
側近の人間を疑っては次々と抹殺していきます。
やがて、ギャリガンも窮地に立たされることになるのですが、
それも自業自得的な部分もあって・・・・


といったストーリーです。
アミン大統領は、アフリカのヒトラーとも言われてる実在の人物で、この映画も
史実をベースにはしていますが、フィクション的な要素も交じっているようです。

スコットランド人の医師・ギャリガンが、大統領の第三婦人に手を出したり権力に阿ったり、
非常に俗っぽい魅力のない人物に描かれていて、あまり共感できないのですが、
これもまた、アフリカにおけるヨーロッパ人に対する印象の一つでもあるのかな
という気もしました。

えげつないシーンが多くて、ちょっと観るのに覚悟がいりますが、興味深い作品です。

映画担当:c-man

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posted by 175 at 17:29| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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