
イースター休みを利用してサンクト・ぺテルブルクに行ってきた。
(イースターはキリストの復活を祝うクリスチャンにとって重要な日なので
キリスト教徒の多いドイツでは4連休になる。
ロシア正教徒の多いロシアではカトリックやプロテスタントとは違うカレンダーを
利用していてイースターの日付が異なる。今年は約3週間後。)
1年以上思い続けていたロシア旅行。
念願かなって帰国直前で行くことが出来た。
いやぁ〜、いまどきビザを取らなきゃいけないし(しかもこの手続きが他の国より面倒)、
ホテルや観光地の入場料金には馬鹿高い外国人料金が設定されているしで、
どうなることやらと思っていたのだけど、行ってみれば何のことはない。普通の国だった。
うーーーん、まさに百聞は一見にしかずとはこれのことね。。。
映画(昔の007?)の影響かロシアには冷血なスパイのような人がいっぱい住んで
いるのかと思っていたけど全然違う。もちろん寒いところだけど、人は別に普通の
格好をして普通。
決して冷血なスパイ風ではないし、ドイツ人を見慣れているせいか、小柄に感じる。
街を歩けば、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンといったファーストフード
からMaxMaraやHugoBossといった一流ブランドまで欧米ブランドがドンドン目に
飛び込んでくる。
郊外をバスで走ればドイツでも慣れ親しんだスーパーの名前がちらほら見えるし、
しかもそれが24時間開いていたりする!ひーーー、ドイツより便利じゃん。
いやぁ〜、ロシア的な歴史的建造物がなければ、そして言葉の違いがなければ、
全く他のヨーロッパと変わらない。うーーーん、コレが分かっただけでも行った
価値あったなぁ〜。まぁ、考えてみれば当たり前なのかもしれないけど、
当たり前のことが分かるのって難しいのかも。
なかなかに色々感慨深い旅行だったので、また色々書き留めておかねば。
ドイツ担当:かおり
