
最近、料理でも勉強してみようかなあと思ったりしてるところ(と言いつつ、飲み会続き、
外食ばっかりだけど)、料理の得意なねずみがフランス・パリを舞台に、料理の苦手な見習い
シェフの男の子と一緒に、超一流の美味しい料理を作って、レストランを盛り上げていく
というドキュメンタリー映画を見ました。
何がすごいって、ねずみが、衛生面に気を使って、厨房に入るときには両手を洗剤で洗ったり
するところに、僕は驚きました。
昨今、食の安全を脅かすようなニュースをよく聞きます。
一番近いところでは中国産餃子が問題となっていましたが、ここ1、2年の間においても、
石屋製菓(白い恋人)、赤福、船場吉兆など、次々と食品偽装や賞味・消費期限切れの食材の
使いまわしなど、食品衛生法違反等の事件が起こっていて、いったい何が信じられるのか、
分からなくなってしまいました。
多くの人がこんな思いをしているでしょう。
おいしいものを食べたいというのは、人間の根源的な欲求だと思います。食に関わる仕事を
している人たちに、このドキュメンタリー映画を観て欲しいと思います。
普段は不潔だと毛嫌いしているネズミでも、本当に料理を愛しているネズミは、ちゃんと
手を洗って衛生面に気を配って料理をしているんだという事実を、知ってほしい。
食の安全が脅かされている時代にあって、希望が見出せる、そんな映画です。
映画担当:c-man
