
ご存知の方も多いと思いますが、今日は、僕の大好きな詩人、金子みすヾさんの
「わたしと小鳥とすずと」という代表的な詩を紹介したいと思います。
詩は、こちら。
(ちなみに、詩集は、こちら。)
多様な価値観を認めることの大切さについて、この詩は、とても優しく訴えます。僕なんかが今さら言うまでもなく、みすヾさんの目のつけどころも選ぶ言葉のセンスも、ほんとにすごいと思います。
何よりも、この詩が70年以上も前に書かれたことに驚かされます。
「価値観は人それぞれだ。」なんていうのは、使い古された言葉で、誰もがそんなことわかってるっていうけれど、例えば、いろんな国を旅することで、世界には、日本にいては想像もつかないような暮らしをし、幸せに暮らしている人がたくさんいるっていうことを肌で感じることができます。
旅のよさの一つは、ここにあるんじゃないかなと、おととしブラジルやネパールを、
そして去年バヌアツを旅して、感じました。
また、この3年間に、どん底会で出会えた人達は、それぞれ独自の道を歩んでいて、いろんなことを楽しんでやっていて、どうしてみんなこんなにプラスのエネルギーを持っているんだろうと考えてみたんだけど、先週土曜日のどん底3周年パーティーに参加してみて、分かった気がします。
それはきっと、自分が他の誰とも違う存在であることに、自信を持っているからなんじゃないか、と。
この3年間、どん底会の魅力あふれる人たちと遊ぶことができて、
この詩の「みんなちがって、みんないい。」という一節を、思い出したのでした。
土曜担当:C-man
「わたしと小鳥とすずと」探してみようかな〜。読んでみたい!!!と思いました。
「みんなちがって、みんないい。」んですね。