
今日は、いつもとは少し違うタイプの本を紹介したいと思います。
海外で現地発着多国籍ツアーに参加して欧米人と一緒に旅をすると、日本人と彼らとのあまりの考え方の違いに、カルチャーショックを受けることがあります。その反面、やっぱり同じ人間だなあと思うシーンが何度もあって、そういうのが、ほんとに何気ないことばかりなんだけど、異文化交流の醍醐味というのでしょうか、面白いなあと思います。
さて、僕は、仕事の上で(一応、平日の朝から夕方まで仕事をしているのです)、海外の取引先と交渉する機会があるのですが、とてもじゃないけど、あーみんな同じ人間だなあ、なんて思えないシーンに出合うことがよくあります。
たとえば、「じゃあ、これでお互いビジネスを成功させましょうね」などと、にこやかに口約束した次の日に、その約束とは全然違うことをさらっと契約書に書いてきて、それが英語で分かりにくく書かれたりして、よく理解できないままサインなんかした日には、数ヶ月経った後に、大事なところをちょろまかされていることに気づいても、時すでに遅し。(口約束したことは全部無効で、この契約書に書いていることがすべてですよ、なんてことが書かれているのです。)
そう、アメリカは契約社会だなんてよく言われますが、ほんとにそのとおりで、平気でそういうことをやってくる文化(少し偏見はいってますが。)なのです。「あ・うんの呼吸」なんて絶対通じないし、お互いに誠意を持ってがんばりましょうなんて考え方も、通用しないのです。だまされるやつらが悪いのだと。知らないやつが悪いのだと。
僕は、「くそーっ」と、悔しい思いをしながら、その一方で、だまされてしまう方が悪いというのも確か(合法的なルールに則って企業買収をかけてきた者に対して、不意打ちで来るなんて卑怯だなどと感情論でしか反論できない姿は、みっともないものだと思いますし。。。)なので、何度も自分の無知を呪ってきたわけですが、そんな僕に、この本は、知力という武器を与えてくれました。
映画や音楽などのコンテンツを海外から仕入れてビジネスしたいなあと思う方にはぜひ、
一読をオススメします。
もう、僕は、カリフォルニアあたりのずるがしこい弁護士なんかに負けないぞ!
実用書シリーズ第1回担当:c-man
注)この本を読んで身につけた交渉術は、ハンガリーにいった際、甘い誘いに乗った結果怖いお兄さんが出てきて、法外なサービス料を要求されて、といったシチュエーションでは一切役に立ちませんでしたことを、申し添えておきます。


