2005年09月26日

ボリ子通信Θ第10号

サンファン移住地へようこそ.jpg

「日系人移住地〜サンファン〜」

ボリビアには、日系人が移住して出来た街があります。
有名なのは、オキナワとサンファン移住地なのですが・・・、
ボリ子は先日、ラパスの大学生を連れて、サンファン移住地に行ってきました。

この移住地は、先月8月に移住50周年を迎え、盛大な式典が行われたところ。観光客もたくさん訪れています。

サンタクルス市から、走ること約2時間半。
サンファン日本人移住地と書かれた看板が目に入ります!
3年ほど前には、テレビ番組でも特集され渡辺徹さんも訪れました。(このとき、ボリ子は日本で、この番組を見ていました。)

私もここを訪れるのは2回目。
前回は、飲んで騒いだ記憶しかありませんでしたが・・・
今回はちゃんと目的があったんです。

それは、移住地の学校を訪れること!!
今、私はラパスで識字教育を大学の教育学部の学生とやっているのですが、その学生たちがぜひ移住地の教育システムがどうなっているのかを知りたい!見てみたい!っというんです。

ラパスからサンタクルスまでの道のりは、バスで約16時間。
お金がない学生には・・・かなり大変な旅なのですが、それでも、行きたい!!っという学生たちの熱意がすごく・・・、今回、このようなフィールドトリップが実現しました。

まず、最初にたどり着いたのが、小学校。
驚いたことに、この学校の敷地はとっても広いんです。
その中で生徒は130名。とてものびのびとしている雰囲気でした。移住地の学校というと、日系人の子供たちが通うという印象でしたが、30%くらいは、純ボリビア人の子供たちがいました。しかも、驚いたことに、彼らも日本語を話せる!!!家ではもちろんスペイン語だけの会話ですが、学校にくると、友達は日本語を話しているから、覚えたそうです。また、必修科目で日本語の授業もあります。

bori9a.jpg

ボリビアの普通の学校は、2部制か3部制に分かれていて、
朝・昼・夜と、違う子供たちが通うのですが、ここは、やはり移住地。日本並みに朝の8時から夕方15時半までびっちりと授業が組まれていました。給食はないので、ご飯はみんな、お弁当。ボリビアの子まで、お弁当箱を持ってきているのには、びっくりしました!!!

職員室も、日本語を使う先生とスペイン語を使う先生で別れていて、日本語の先生方がいる職員室に入るときは、「失礼します。何年の○○です。」っと自己紹介をするんです。なんて、礼儀正しいんだ〜っと感心しました。私が知っているラパスの小学校は・・・みんな走り回りながら、職員室もかけていくというのに・・・。

ここの学校の先生たちは、半数以上が日系人です。卒業生で先生になった人もいます。先生のほとんどが、日本で研修を受けた経験があるため、日本の教育システムや方法を知っていて、ボリビアで奨励されている教育方法とうまく組み合わせて、授業をしているそうです。

bori9b.jpg

学生たちも目からうろこ状態・・・
私もここで勉強したかった・・・っと口々にいっていました。
彼女たちは、ボリビアで一番良いといわれる国立大学の学生なのですが、それでも、識字教育をやっているところを見ると、「う〜ん、その教え方はイマイチだ・・・」と私が口をはさみたくなるようなありさまなのです。

きっと、この旅が彼女たちの意識の何かを変えたんじゃないかなあ?だんだんと話を聞くうちに、目がきらきらしてきた学生の表情を見ていて、そんな気分になりました。来てよかった!

その後、幼稚園にも行きました!
幼稚園生は本当に陽気!はしゃぎまくり!!
散々遊んで帰ってきました。幼稚園は本当に日本の幼稚園!って感じで、日本語ばかりで、楽しく過ごしていました。創造性をはぐくむ為、工作や絵画をたくさん取り入れて、教室もかわいかったです。ボリビアの幼稚園に入ったことがないけれど、学生たち曰く・・・、ここは別世界・・・。

ボリビアの子達も、日本語の歌を上手に歌ってくれました。

「ここは、まるで日本の田舎。懐かしい空気を持っている。」と、訪れた方たちが言うそうですが・・・、本当にそんな感じです。
突然お邪魔したにも関わらず、みんな、暖かく迎えてくれて、親切にもてなしてくれました。

ボリビアにいらっしゃる際は、ぜひ、移住地にも足を運んでみてください!学校や資料館等にいったり、広場の日系の人たちに話しかけると、やさしく答えてくれますよ。

月曜担当:ボリ子

50周年記念碑ー小泉首相からのお言葉も・・・.jpg
posted by 175 at 19:37| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 特派員レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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