
こんにちは。ここ数日、朝晩はずいぶん涼しくなってきましたね。
さて、今日は、少し古いネタなのでご存知の方も多いと思いますが、僕がもっとも尊敬する人物の一人、アップルコンピュータ創設者のスティーブ・ジョブス氏が今年の6月12日にスタンフォード大学の卒業式で行った祝賀スピーチを紹介したいと思います。
スティーブ・ジョブス氏は、自らが創設したアップル社を一度追われた後に、1997年に復帰し、iMac,iPodを世に出すなど瀕死のアップル社の業績を驚異的に回復させ、いま年収1ドルで働いている、世界でもっとも低賃金のCEOです。間違いなく、世界を変えた天才の一人でしょう。
スピーチの全文は、こちら。
(ちなみに、原文はこちら)
以下、引用。
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しかし、こうして自分の興味と直感の赴くまま当時身につけたことの多くは、あとになって値札がつけられないぐらい価値のあるものだって分かってきたんだね。
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未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。だからこそバラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない。自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。点と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、そう信じることで君たちは確信を持って己の心の赴くまま生きていくことができる。結果、人と違う道を行くことになってもそれは同じ。信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。
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皆さんも自分がやって好きなことを見つけなきゃいけない。それは仕事も恋愛も根本は同じで、君たちもこれから仕事が人生の大きなパートを占めていくだろうけど自分が本当に心の底から満足を得たいなら進む道はただ一つ、自分が素晴しいと信じる仕事をやる、それしかない。そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら進むべき道はただ一つ、好きなことを仕事にすることなんですね。まだ見つかってないなら探し続ければいい。落ち着いてしまっちゃ駄目です。心の問題と一緒でそういうのは見つかるとすぐピンとくるものだし、素晴らしい恋愛と同じで年を重ねるごとにどんどんどんどん良くなっていく。だから探し続けること。落ち着いてしまってはいけない。
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自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。これは私がこれまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に、決断を下す最も大きな手掛かりとなってくれました。何故なら、ありとあらゆる物事はほとんど全て…外部からの期待の全て、己のプライドの全て、屈辱や挫折に対する恐怖の全て…こういったものは我々が死んだ瞬間に全て、きれいサッパリ消え去っていく以外ないものだからです。そして後に残されるのは本当に大事なことだけ。自分もいつかは死ぬ。そのことを思い起こせば自分が何か失ってしまうんじゃないかという思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知る限り最善の防御策です。
君たちはもう素っ裸なんです。自分の心の赴くまま生きてならない理由など、何一つない。
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君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて無駄にする暇なんかない。ドグマという罠に、絡め取られてはいけない。それは他の人たちの考え方が生んだ結果とともに生きていくということだからね。その他大勢の意見の雑音に自分の内なる声、心、直感を掻き消されないことです。自分の内なる声、心、直感というのは、どうしたわけか君が本当になりたいことが何か、もうとっくの昔に知っているんだ。だからそれ以外のことは全て、二の次でいい。
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Stay hungry, stay foolish.
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かっこいい!!鳥肌ものです。
水曜特別担当:c-man
重みのある言葉だ。
教えてくれてありがとう。
水曜日フォローしてくれてありがとう。
感謝します。
素晴らしいスピーチを紹介してくれて
ありがとう!
全文プリントアウトして何度も何度も言葉の重みを噛み締めながら読んでます。
人間にはどんな状況であっても
無限の可能性を持っている事
忘れちゃいけないね。
HAVE A NICE DAY!
本当に感動さめやらず、何度も読み返しています。会う人毎に教えたりして。
日本人でこんなカッコイイスピーチできる人が出てくると嬉しいですね♪
仏教徒でベジタリアンだったのかー。へー