
どん底ツアー4日目、この日は、一日タンナ島にいました。
朝食を終えた僕たちは、歩いて20分ほどの近くの村に行き、
伝統的な民族衣装を来て踊るカスタムダンスを見学しました。
そのお礼に、僕がサザエさんを歌いながら踊って全く無反応だったり、
そのお礼に、イナダがシャボン玉をお土産にあげてあまり喜ばれなかったりして、
あっという間にその日の午前が終わりました。
昼からはビーチでのんびりしようとしていたのですが、
地元の子供たち4人ほどが通りかかり、ビーチボールで一緒に遊び始めました。
気がつくと、4人だった子供たちが10人くらいに増えていて、
気がつくと、鬼ごっこをしていて、気がつくと、かなり本気で
逃げ回ったり思いっきり本気で追いかけ回したりしていましたが、
僕は、子供が大好きなので、僕は、子供が大好きなので、
彼らと過ごせたこのかけがえのない瞬間を一生忘れないだろうと思います。

夕方、世界で一番火口に近づけることで有名なヤスール火山を見に行きました。
途中、ジョニーさんのお父さんの村に遊びに行きました。
残念ながらお父さんは、他の町にお祭りに出かけているということで会えなかったけど、
観光客など絶対に来ない普通の村に浴衣とか甚平とか変な格好をした日本人が4人も行ったため、
村中の人たちにじっと見られ、子供はびっくりして泣き叫んでいました。
それから、ヤスール火山の麓にある村の温泉に寄ってがっかりしたり、
ヤスール火山の噴火を間近で見て興奮したりしてからバンガローに戻って
みんなで夕食を取り、その後イナダと僕は、ナカマルという所でカバを飲みました。
ナカマルというのは、カバという鎮静作用のある飲み物(合法ドラッグのようなもの)を飲む場所で、
日没後に男たちが集まって世間話をしたり瞑想したりする社交の場で、
日本でいう新橋のガード下のようなものだと(全然違うけど。)思ってもらえればいいですが、
ナカマルにいた人は全員、どこからどうみても、カバを飲んだだけじゃありえないだろう
っていうくらい明らかにテンションが落ちていて、明らかにマリファナの匂いが漂っていたりもして、
ナカマルで珍しい体験ができるとテンションが高くなっていた僕とイナダは、
明らかにその場では浮いていたのですが、ラリッたジョッセルさんに、
「お前たちはグッドジャパニーズだ。」という話を何度も繰り返し聞かされながら、
一杯ずつカバを飲みました。そして、明らかに場違いだったため、
マリファナはやらず早々に退散しました。
貴重な体験をした後は、ミワとマリコがどうしてもというので、
眠かったけれど、トランプとかキングズゲームとかをやって、
夜が更けるまで楽しいひと時を過ごしました。
どん底ツアー5日目は、朝食を食べてまもなく、
ポートビラに戻るために、バンガローを出発しました。
前日の夜ラリっていたけどこの日はすっかり回復していたジョッセル
さんに
トラックで空港まで送ってもらう途中、
広場で現地の高校生によるサッカーの試合が行われていたので、
少しだけ観戦しました。
現地ではサッカーは盛んらしく、独立記念日を数日後に控えて学校も
休みだったこともあって、
たくさんの子供たちが応援に駆けつけていました。
そして、空港でジョッセルさんに別れを告げ、「いつかまた来よう」、
そう心に誓って、タンナ島を後にしました。
振り返り担当:c-man

強調しちゃうくらい好きなんだ。
子供たちと遊んで意外に楽しかったことを、まったく子供好きでもなかった当時の自分の状況に照らしてあえて強調してみてたようです。