
ブラッド・ピットが製作してアンジェリーナ・ジョリー主演ということで、
結構話題になっていたことは知ってたこの作品。
試写会に当たったので、仕事を定時の5時15分に切り上げて、
平日の午後6時に九段下近くの試写会会場に、
仕事帰りに一人で行きました。
舞台は、2002年のパキスタン。
取材中にテロリストに誘拐されたジャーナリスト、ダニエル・パール
の妻マリアンヌが著した手記をもとに映画化された実話です。
妊娠6ヶ月のマリアンヌが、夫が誘拐されて人質になってから、
生還を信じて捜査に協力し待ち続ける様子が克明に描かれています。
実話をベースにしているうえに、パキスタン・カラチの混沌とした街
の様子を手持ちカメラで撮影したシーンがたくさん流れ、その映像が
現地の音とともに流されて、音楽があまり流れないせいでもあるから
でしょうか、まるでドキュメンタリー映画を見ているかのよう。
結末を知っていたとしても、手に汗握る思いで見てしまいました。
映画の中に表現される主人公・マリアンヌの考え方にも共鳴できる点
があって、ぜひ機会があれば原書を読んでみようと思います。
パキスタンは、テロが頻発し、つい最近も全土に非常事態宣言が出されるなど、
治安が良くないみたいですが、個人的にも、世界遺産・モヘンジョ・ダロなど見てみたいし、
ぜひ行ってみたい国の一つ。
早く平和が訪れてほしいと思います。
映画担当:c-man
