2011年01月01日

『プロミス』(☆☆☆☆☆)

promise.jpg

今日は、ぼくが一番好きなドキュメンタリー映画、
プロミス』を紹介したいと思います。

イスラエル人とパレスチナ人がケンカをしている
ということは知ってるんだけど、複雑すぎてよく分らない
パレスチナ紛争。この映画は、そんな紛争下で暮す
子どもたちの本音に迫ったドキュメンタリー映画です。

この映画にはたくさんの子どもたちが登場します。
みんな10歳から12歳くらいだと思います。

爆弾テロの多発する路線バスで毎日学校に通う、
イスラエル人の双子の兄弟は、言います。
「殺し合いをして、どっちかが勝ったとしても、
 勝者って何?両方とも敗者なんだ。」

もともと住んでいた土地から、イスラエル人に追い出され、
今は、難民キャンプに住んでいるパレスチナ人の少年。

「アラブ人とは友達になれない」とカメラの前で言い切る
超正統派ユダヤ教徒の少年。その撮影をしてるとき、
アラブ人の少年が近寄ってきて、、、
(このシーンは、この映画の中で一番好きなシーン!)

「イスラエルとパレスチナの子供たちがもっと話し合うべき。」
と言うパレスチナ人の少女は、パレスチナ独立運動の活動家の
父親が、イスラエルの刑務所に抑留されています。

父親が経営するコーヒーショップでたまにコーヒーを盗み飲みして、
「これがバレタラ殺されちゃうよ〜。」と無邪気に笑う少年。
その少年が、こんなことも言います。
「ユダヤ人をひとりずつ追い出していけばいつか、奪われた土地を
取り戻せる。」

パレスチナ自治区内にある、イスラエルが作った入植地。
入植地の周囲には金網が張り巡らされ、軍隊が守ってます。
そんな入植地に住む、ユダヤ人の少年。
「平和になったほうがいいけど、それは大人が考えること。」

そんな子どもたちが、ある日、みんなで集まることになります。

でも、、、
・・・ここから先は、映画を見てのお楽しみ!!


この映画を見ると、子供たちのひとつひとつの言葉や行動に、
やっぱり子どもっていいなぁ、とゲラゲラ笑ったり、
何で子どもがこんな風になっちゃうんだろう、と涙ぐんだりして、
そして最後には、彼ら全員が、平和の中で大人になることを
ココロから願ってることと思います。

日曜担当:175

P.S.
この記事を書くために、イスラエル国について調べましたが、
これがよく分らん!
首都は、エルサレムだけど、国際的には認められてないって、、
あと、パレスチナってなんじゃ??

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posted by 175 at 12:05| 東京 ☁| Comment(5) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
“パレスチナ”とは、パレスタインの英語表現であり、1948年のパレスタイン戦争と1976年の中東戦争で勝利したイスラエルがアラブの国から奪った現在イスラエルの地中海沿岸の東部地域の名前です。
PS)聖書で神が世に送った息子のイェスを殺したとして追い出されたイスラエル民族が数千年を彷徨って再び聖地に戻りアラブ人を虐殺して奪い撮った形になってます。確かに第二次世界戦争での最大被害者だったユダヤ人だけど、自分達も同じ事をやってるのを見ると...歴史のアイロニーだと思います。
Posted by アツシ at 2005年07月11日 01:51
単純には言えませんが、パレスチナ問題が解決されない理由は宗教問題だと考えています。
宗教の違いは、倫理観・道徳観の違いとも言えます。現代では表面的には見えませんが、倫理観・道徳観は宗教教義が背骨にあります。
僕たちは、愛情や友情や信義が宗教とは別に存在すると思っています。
そして愛情や友情などの人と人との関係が宗教よりも当然上位にあると思っています。

ユダヤ人を虐殺したヒトラーの政策にはキリスト教の影響があったことは事実ですし、民主主義と共産主義の対立は、創造主たる神がいることにより我々人間は平等であるという考え方と、宗教自体を認めない主義との対立でもありました。当時ゴルバチョフが「私はロシア正教の洗礼をうけている」と言った一言がアメリカを軟化させた理由であることも事実です。

外国ではそれほど大きな影響を与える宗教というものが原因であると考えられるパレスチナ問題。彼らが憎みあい殺しあうことを僕らの倫理観で一方的に判断することは難しいかとだと思います。
Posted by inoda at 2005年07月11日 01:52
コメントに書かれているように、パレスチナ問題はよく宗教紛争、長年の民族紛争と言われます。でも、どうか少し説明させて下さい。
もともとこの土地では、ユダヤ教徒もイスラム教徒もとても仲良く共存していました。民族的にも違いはほとんどなく、結婚までしていました。オスマン朝の頃はイスラムの国でしたが、異教徒にとても寛容であったため聖地が多く存在するこの地域も全く平和に繁栄していました。これは今だからこそ再び歴史学会で注目されています。
根本原因は、英国による分割の際の二枚舌外交とアメリカが資本のトップがほとんどユダヤ人資本家であるため、利益を狙って常にイスラエルに軍事支援をしていることです。
もう1つは、長年のヨーロッパにおけるユダヤ人差別です。ナチスのユダヤ人迫害が非難されるようになり、ユダヤ人のための国家が必要とされました。そこで、たまたま旧約聖書にシオンにイスラエル人がいたと書いてあったため、そこへユダヤ人を送り込もうという運動が起こりました。これをシオニズム運動といいます。
膨大な数のユダヤ人がヨーロッパから入っていき、ユダヤ人は自分たちの国家であると宣言しはじめ、戦争が起こりました。ユダヤ系資本の利益に目をつけたアメリカが膨大な軍事支援をイスラエルにしたため、周辺のアラブ諸国の土地まで取る程、圧倒的にイスラエルが勝ちました。パレスチナ人は住んでいた村が絶滅するものも出てくるほど軍事侵攻を受け、街や村から逃げてきたまま今に至るまで難民生活を送り続けることになります。これ自体、国連が認めていない、国際法違反の占領です。
しかし、アメリカがイスラエルに前面支持しているため、今に至るまでそのまま放っておかれています。パレスチナ人への攻撃、迫害はヨーロッパからのユダヤ人迫害をそのまま再現したものであり、目に余るものがあります。でもこれは本当に報道されません。こんなにも真実と逆の見方で報道される問題はないと思われます。これはひとえにアメリカからの直輸入の報道だからです。宗教、民族の長年の恨みつらみであり複雑なのだから仕方がないというのはイスラエルや米国の言い分でもあるのです。この問題は世界が本当のパレスチナを知らない限り解決しないのではと思います。逆に知りさえすれば解決できるのでは、と思うのです。
Posted by hulun at 2005年07月11日 02:00
友達が今、パレスチナに出張に行ってる。
いろいろ感じてるみたいです。
Posted by orissa at 2007年02月25日 23:54
井上和歌の話ではないのか…。
Posted by らぐじ〜 at 2008年01月14日 21:07
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Excerpt: 先日、“アラブ映画祭2005 ”に行き、これまで観た映画の中で一番長い映画を観てきました。なんとあの『ロード・オブ・ザ・リング 』を凌ぐ、全長270分という超長編ドキュメンタリー映画 です..
Weblog: 旧・どブログ
Tracked: 2005-07-11 01:48

「マルハバ! アジアの女性たち」が『ガーダ〜パレスチナの詩〜』自主上映会 <img alt="bo-1-6.gif" src="http://chiba.way-nifty.com/civic_action_chiba/bo-1-6.gif" width="17" height="6" border="0" />
Excerpt:  シビックアクション千葉が事務局を務めている「パレスチナへのまなざし」実行委員会
Weblog: シビックアクション千葉
Tracked: 2007-02-27 23:19
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