
ぼくが好きな映画監督を3人挙げるとしたら、スティーヴン・ソダーバーグ、
アキ・カウリスマキ、トニー・ガトリフですが、今日はそのトニー・ガトリフ監督の
映画『僕のスウィング』を紹介します。ぼくが一番好きなフランス映画でもあります。
夏休みにおばあちゃんの家に遊びに来た、マジメなそばかす少年のマックスは、
おばあちゃんに、「ロマ民族(放浪の民ジプシー)となんて付き合うんじゃありません!」
って言われてるのに、どうしてもギターが習いたくて、ロマのギターの先生の元に
通い始めます。
そして、そこで、黒い大きな瞳を持つ少年のようなロマの娘スウィングと知り合い、
ギターのレッスンの後には、いつも一緒に遊ぶようになります。
川で魚を捕ったり、草原を走り回ったり、雨上がりのぬかるみで泥だらけになったり。
そんなマックスを見て、おばあちゃんはカンカンに怒って、外出禁止令を出すのですが、
マックスは、窓から抜け出して壁を乗り越えて、スウィングの待つ自由な世界に行って
しまい、相変わらず泥んこになって帰ってくるのです。
それはまるで、大学時代はお勉強に忙しくて狭い水槽の中に閉じこもってたC-manが、
三十路になった今、大いにはじけて毎日泥んこになって遊んでる姿と重なり、
とても微笑ましくなります。
映像がきれいでキラキラしてて、ロマ民族の音楽もすごいよくて(サントラ買った)、
笑顔に満ちていて、ちょっと甘酸っぱい、そんなハッピーな映画です。
真夏の週末に、カキ氷なんか食べながら観るのがぴったりの一本です!
日曜担当:175

沢山のお仲間に囲まれた素敵なブログですね!
私もさっそく「1クリック募金」に参加させて頂きました。
「僕のスウィング」は、おっしゃるとおり“笑顔に満ちていて、ちょっと甘酸っぱい、
そんなハッピーな映画”ですよね!私も大好きです。音楽も良かった・・・♪
これからもおじゃまさせて下さいね。
こちらからもT/Bさせて頂きました。
どうぞヨロシクお願いします。
早朝の散歩しろ。