『バイオハザードV;リトリビューション』
待ちに待っていたわけでもないのですが、これまで全エピソードをDVDで観てきたので、
今回は、またもや3Dにつられて、公開翌日に満席の劇場まで観に行ってしまいました。
バイオハザードシリーズは、ゾンビ映画としては秀逸な作品で、さらに新作のほうが面白い、
という珍しい作品だったのですが(特に、カラスの大群に襲われるパートVは、ゾンビ映画の
常識を超える壮大さ!)、パートVに来てとうとうそのジンクスが崩れ、ストーリー的にも
映像的にも、全くの期待はずれに終わりました…残念!
(中島美嘉があそこまでキモいゾンビ役をやったことには、少し感心しました。)
やっぱりこういうSF映画は、現実の世界でこんなことがあったら?という面でのリアルさを
とことん追求して、映画の世界にのめり込ませて欲しいので、
今回の映画のように、場面設定が仮想世界というだけで興ざめしてしまいます。
しかし!
最後のシーンは、仮想世界を抜け出したアリスたちが直面する現実の世界が舞台で、
次回作(最終作)への期待を持たせるすごい映像だったので、
何年後かにやってくる『バイオハザードY』を今から楽しみに待つことにします。