
今日紹介するのは、『STAR SALAD―星の玉子さま』という
森博嗣というミステリィ作家が書いた絵本です。
内容は、というと、誰もいない星、遊園地の星、木こりの星、
孤独な少女の星、大きな星・・・と、
さまざまな星を訪ねて宇宙を旅する玉子(Tamako)さんと
愛犬ジュペリの物語です。
森氏の作品は、以前に何冊かミステリィ小説を読んだことがあるのですが、
使われている言葉が詩的で、読んでいて心地良いところが気に入っています。
今回も、この本の帯に書かれていた言葉に惹かれ、衝動買いしてしまいました。
−宇宙には、沢山の孤独と、沢山の夢がある−
絵本なので、難しい言葉とかはなくて、あっという間に読めてしまいますが、
玉子さんが訪れるヘンテコな星たちで出会う素朴な「はてな?」を読者にも
問いかけてくるので、真剣に考え出すと、気がつけば何時間も経っていたりします。
環境問題など倫理的な事柄に対する問題提起も示唆されているのですが、
説教っぽくないので、抵抗感なく読めると思います。
多くの人におすすめしたい作品です。
書評担当:C-man

メロ友のオメナプです。
『星の玉子さま』・・・(ФДФ;)
かの名作に限りなく近いタイトル&内容っぽいですね^^;)ノ
うちはその名作ファンなので ぜひこちらの『星の玉子さま』も読んでみたいですw