2006年11月04日

『国際子ども図書館』に行く

kodomotosho.JPG

ぼくは、「世界の○○」というフレーズに弱くて、
世界のビール」とか「世界のお札」とか「世界の秘宝館」とか「世界のトイレ」とか、
そんなのが大好きなのですが、先日、知り合いのブログに載ってた記事に書かれてた
「世界の絵本」というフレーズを読み、さっそく『国際子ども図書館』に行ってきました。

別にすごい絵本好きなわけではないのですが、
世界のとんでもない小国、マイナーな国の本まで置いてあり、
世界の○○好きなぼくにはたまらない場所でした。

今回は、そんなマイナーな国の中から、スワジランド王国の絵本(英語)を紹介。
スワジランドの絵本を知ってる日本人になれるのは、
この記事を読んでる人くらいでしょう。

題名は、“小さな穴”とかそんなんだったと思います。

『ある日、おかあさんは、ベッドのシーツに小さな穴が空いているのを見つけました。
おとうさんは、屋根に小さな穴が空いてるのを見つけ、
おばあさんは、セーターに小さな穴が空いているのを見つけました。
でも小さな穴だったので、みんな、そのまま放っておきいました。

それから何日かたった日、大雨が降り、屋根の穴はみるみる大きくなり、
ちょうどベッドの真上にあった屋根の穴から雨漏りがしてきて、
おかあさんは慌ててシーツをはずそうとしましたが、
慌てていたので、シーツの穴は大きくなりました。
おばあさんは、雨のせいで寒くなってきたのでセーターを着たら、
小さな穴にうっかりひじを入れてしまい、穴は大きくなりました。

次の日、いいお天気になったので、みんなそれぞれ、大きくなった穴を直しました。

                                               おわり』


ちなみにこのスワジランドという国、どんな国なのか今調べてみたら、
先代の王様ソブーザ2世には、69人もの妻と、600人もの子どもがいて(ギネスブック入り)、
国民の4割がHIVに感染している国でした。

世界の○○担当:175

『国際子ども図書館』には、長新太さんの蔵書も500冊もあり、
そのうちの何冊かを読みましたが、この本、よかったなあ。



中川 ひろたか・作、長 新太・絵の『ないた』。
第10回日本絵本大賞受賞作品です。

人気ブログランキング【ブログの殿堂】
posted by 175 at 09:31| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

上野で絵本の展示終了&ダリ回顧展
Excerpt: ←応援御願いします。 上野の東京都美術館での絵本展示が終了したので、搬出ついでにいってきました。 ダリ回顧展 平日の昼過ぎ、というのに 混んでました。 これは土日は人ごみ..
Weblog: 末っ子長女にしえみのイラスト日記
Tracked: 2006-11-04 10:18
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。