
さて、3日目にもう一つのメインイベント、マカオに行った。
深夜特急でもあったが、マカオはカジノがさかんである。
フェリーでマカオについて、有名なリスボアホテルに直行。
マカオに来て一つ決めていたことがある。
カジノで儲かったら、そのお金で女の子いる店にいこーと。
胸を張っていえることではないが・・・。
で、リスボアホテルのカジノで大小というゲームをやった。
ルールは説明がめんどくさいので、割愛するが、あっさり2万円なくなってしまった。
儲けてパラダイスへ行くどころか、現金がなくなってんじゃん。
泣く泣くカジノをでて、普通にマカオ市街を観光することにした。
しかっし、なんとも観光に身がはいらない。
カジノに負けたからか、それともカジノに負けて女の子のいる店に
いけないからなのかはっきりとしたことは不明だが、観光中も
カジノのことばかり考えていた。
観光はさっさと切り上げ、またカジノに直行。
まだ大小に精を出す。勝ったり負けたりを繰り替えしていたが、
ふと、横にいた中国人(香港人?)の若い子がかなり勝っていることに
気づき、その子のまねして賭けてたら、なんとどんどん勝っていき、
2万勝ったのだ!!!とはいえ、最初に2万負けていたので、
イーブンの状態になっただけだけど。
ここで一発逆転で一気に賭けて、女の子のいる店にいくぞ〜と気合を
いれようとしたが、昼間猛暑の中、観光で歩きまわったことが影響したか
なにかでなんか急に気持ち悪くなり、そこでカジノをやめる。
そろそろ香港に戻るかな〜と思って、リスボアホテルを歩きまわってたら、
なんか妙に着飾って明らかにあやしい雰囲気の女の子がいっぱいいるではないか。
リスボアホテルには売春婦がうろちょろしているのである。
(インターネットでチェック済み)
中国系の細くてきれいな女の子ばかりで、カジノで気持ちわるくなったことも
すっかり忘れてしまった。
何人にも声かけられたが、堅気な僕はすべて無視していた。
ところが、一人積極的に声をかけて来る子がいて、僕のことを好きなのかと思い、
その子を無視するのもかわいそうだったので、1時間いくらか聞いてみた。
1時間800香港ドル(約12000円)とのこと。
一瞬お財布と相談してしまった。カジノでは勝っても負けてもないが、
800香港ドルならなんとかなるではないか。
でも、そこはやはり堅気なわたし。そんなふしだらなことはできないと思い、
泣く泣く断った。
リスボアホテルをでて、香港行きのフェリー乗り場まで歩いてる途中、
あそこで断ってよかったのだろうか。やっぱり引き返そう。と何度も思った。
でもやっぱり堅気な私。引き返すことはなかった。
つづく
怪しい旅人:マサ
