2006年09月28日

サチコのちょっと言わせてインド旅行

デニッシュの里帰り同行ツアーを聞きつけた私は、「ガネーシャ祭りは楽しいよ」
「ゴアは良い所だよ」の言葉を信じて 早速参加表明をしました。

私はインド3回目のおがんとムンバイからの参加。
出発まで予防接種や、持ち物の点検など今までに無い念の入れようだったので
飛行機に乗った時は、疲れがドット出て来たほど。
しかも直行便とはいえ14時間の長旅。バンコク、デリー2箇所に寄り、それぞれの都市での
機内清掃の間も機内に閉じ込められ、一度も降りないから直行便と呼ぶらしかった。
デリーで先発隊の5人が乗り込んで来るはずがなかなか乗り込んでこない。
不安がピークに達した頃、皆が飛び乗って来て一安心。空港には早く着いたのだが
酒盛りをしていてアクシデントが起こり遅くなったの事。

ムンバイには深夜到着。空港が郊外なので道も広く、人の気配も無く、
デリーから来た皆は「落ち着いた綺麗な街だね」とホットした様子。
デリーではカルチャーショックが大きかったようです。
しかしホテルの前は工事中で、目の前にはヒンデゥー教の大きな寺院があり、
早朝からなにやらお経が拡声器で流れ、道路からはクラクションが鳴り響いて、
それはそれは賑やかで活気のある所でした。

カレーの朝食を食べて、早速デニッシュに付いてムンバイ見学。
街の中はガネーシャ祭りの御神輿を担いだ人々で溢れ、お祭り気分に満ちて
楽しそうに太鼓を叩いたり踊ったり、
デニッシュが街の人々にまみれてしまうので、見失わないようについて行くのが大変。
(日本だとすぐ見つられるのに)
駅には人が溢れ、なぜか派手な体重計があり挑戦者の蔵ぼこは台に乗って計量。
デニッシュの買ってくれた切符を握って1等車に乗り込み初汽車乗車。
これからの旅の期待で胸が膨らみました。

今回の旅仲間は個性溢れる方達で、何処でも笑いに満ちて、どんな困難に遭遇しても
冷静に判断する優秀な人達でした。

darumari.jpg
まりちゃんは難しいスパイスを言い当てる、黄金の舌を持った盛り付けやさん。
お料理の写真はどれも美味しそう。ゴアでの魚や伊勢海老は料理法をキッチリ注文を
つけてくれ、カレーに疲れた体が美味しい魚で蘇りました。
注文上手なので食事が楽しみでした。

m_daisuke.jpg
蔵ぼこは始めての海外旅行で皆に脅かされてましたが、ムンバイで会った時はもう
旅の達人のようでした。人込みでは貴重品の心配をしてくれたり、それはそれは
親切でした。なぜかインドの人々に好かれ沢山の人が寄って来てました。それに犬も。
心優しい彼は勧められた飲み物や食事を一生懸命に食べていました。
私は警戒心が先に立ち、口にする事が出来ず本当に申し訳なかったと今でも心が痛みます。
旅行中はタバコの量も減り、体に良いスパイスのせいか日に日に肌が健康的になって、
美肌、色白がインドで目立っていました。

kashabo.jpg
まなもちゃんはカメラを首から下げて自然に子供達に溶け込んで、
素敵な写真を沢山撮ってました。
市場が大好きで私が「生肉や鳥の傍には寄っちゃだめよ」って言ったのに
「わー生きた鳥だ〜」って跳んで写真を撮り行った、大胆で怖いもの知らずの
お茶目なお嬢さん。
おがんと着たサリーがとても可愛くて、何処でも大人気で皆に声を架けられていました。

ogan.jpg
おがんはインド3回目にして始めてのゴアだったのに風邪を引いてホテルで寝てました。
プライベート旅行ではいつもこうなるの・・・って冷静に寝てました。
水を一度に1度に1リットルも飲むし、体に優しい食事をルームサービスで
沢山食べてたので、3日目にはザビエルのミイラを見に行く事が出来ました。
前日既に見ていた私がにわかガイド。

175k.jpg
企画上手なきみはる君。見所スポットをキッチリ押さえてくれました。
面白いものを見つけるのが得意で、きみはる君の後についていくと
奇妙なものに出会えます。
私が元気がなくなると「もうすぐビール飲めますよ」と励ましてくれました。

saiyuki31.JPG
デニッシュは自分の国とはいえ本当に疲れた事と思います。
毎朝車の交渉から始まり、すべてデニッシュにすがっていましたから。
デニッシュだけがお腹を壊したり、風邪を引いたり、
日に日に元気が無くなるのが心配でした。
きっと休暇の気分になれなかったと思います。
ご家族総出で歓迎していただき本当にありがとう。

sachiko.jpg
私といえば、みんなからはぐれない様について行くだけで、気楽な旅でした。
苛酷な国でもビールは毎日美味しかったし。

田舎のノドカで豊かな緑、混沌とした都会の騒音と人々。
発展途上国へ行くと感じるやるせなさ、どうにもして上げられない苛立ち。
平和ボケした日本に帰って来ると、日本に生まれて本当に良かったと思ってしまう自分に
不思議な違和感を感じます。

帰国後インド記事が目に付き、茄子は奈良時代インドから日本に伝わった野菜。
ガネーシャは弘法大師の時代から、聖天,歓喜天として尊ばれ、商売繁盛の神として
信仰されていたそうで、通販で金のガネーシャ像が売られていました。
今だインドから抜けられず、まだまだ続くインドです。

優しくあたたかった旅の仲間の皆さん、本当にありがとう御座いました。
デニッシュの故郷インドは素晴らしい国でした。

    伊東サチコ

sachi.jpg
「血ぃ吸ぅたろかー」


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posted by 175 at 12:42| 東京 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さちさん、執筆頑張りましたねっ!

それより写真に誤りがあるような気が。
(正解のような、誤りのような複雑・・)
Posted by 達磨 at 2006年09月28日 18:43
サチさん、蔵ぼこの腕の中でうれしそうですな。
Posted by リック at 2006年09月28日 18:43
さちさんっ!
写真の考慮が(?)ですが多少あったようです!!
Posted by 達磨 at 2006年09月29日 00:22

サ・・サ・サチサンって象印美人だったんですね!?知らなかった!

Posted by カシャボ at 2006年09月29日 00:27
あ、間違えた!”象印夫人”でした。
Posted by カシャボ at 2006年09月29日 00:31
花子〜。
一生、お前だけやからな〜。

Posted by 大介 at 2006年09月29日 00:34
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