2011年08月16日

『告白』(☆☆☆☆)

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下妻物語』と『嫌われ松子の一生』がとても面白かったので、
女子高生ばかりの観客に混じって、男一人で劇場に観に行った
パコと魔法の絵本』から2年。

中島哲也監督の新作は、これまでとは全然違うタイプの映画だったけど、
これまた見応えある作品でした。

告白

映画をひと言で説明すると、娘を殺された女教師の復讐劇なのですが、
単なる犯人探しがメインにはなっていなくて(犯人は最初の30分ですぐ判明)、
予想外のストーリーが展開されていきます。

とにかく(芦田愛菜ちゃん以外の)登場人物がみんな怖い!

清純派イメージの松たか子は、主人公の女教師・森口役として意外にも怖いし、
演技がウマイ木村佳乃は、犯人Bの母親役でめちゃくちゃ怖いし、
犯人A、Bを始めとする1年B組の子供たちも怖い。

そして、その怖さが、映画という別世界の中での怖さではなく、
身近にありそうな怖さなので、精神的にゾッとして背筋が寒くなります。

今年の暑い夏にお勧めの一本です。

映画担当:175



posted by 175 at 00:37| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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