2006年07月31日

ロボットは人間に危害を加えてはならない


※昭和43年生まれ「ゼンマイ式歩行ロボット」

おととし、『アイ,ロボット』として映画化もされた
SF小説の巨匠アイザック・アシモフの短編集『われはロボット』では、
“ロボット3原則”が提唱されています。

その第1原則が、「ロボットは人間に危害を加えてはならない」

でも、原則は破られるためにあります。

高度1万2千メートルを30時間も飛べる無人ロボット兵器「プレデター」。
例えば、米国で操作をしながら、アフガニスタンまで飛ばして、
反米武装勢力を攻撃することができます。

今、イラク戦争に「プレデター」200機が投入されているそうです。
今年中にさらに400機増やすらしい。

ロボット戦争の足音がもうそこまで。。

とどまることを知らない科学技術の進歩。
もうそろそろスローダウンしてもいいんじゃないの?

人間に多様性がある限り(そして多様性は基本的にすばらしいんだけど)、
いいやつもいればわるいやろうもいます。

身に着けることによって、人間の力を何倍にも増強させる
ロボットスーツ。

このスーツの力を借りて、今年の8月上旬、アルピニストの野口健さんが、
筋ジストロフィーという病気を持ってる人や、四肢麻痺の人たちと一緒に
スイスのアルプス山脈登頂
をしようとしています。

このロボットスーツを開発した筑波大教授の山海さんは、
米国国防省からロボットスーツの軍用化に協力して欲しいと
要請を受けたとき、きっぱり断ったそうです。

米国国防省が資金援助してくれたら、さらに一気に開発が進むだろうし、
すごいお金持ちになれたかもしれなかったんだけど。

ロボット工学担当:175

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posted by 175 at 12:26| 東京 ☔| Comment(4) | TrackBack(3) | 混浴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ロボットによる代理戦争。
いきつくところって、紙相撲みたいな感じがしますね。
結局、争いに走る心理はこども心の見栄と優越感なのかも。
Posted by mikapapa at 2006年08月01日 01:31
はじめまして!TBありがとうございますm(_ _)m
ロボット戦争は映画の中だけにして欲しいです。でももう時代には抗えないのでしょうか。
「ロボット技術は人間を幸せにするための技術」。
軍用化なんて、夢と希望と理想を持って頑張ってる方々に失礼だなと思います。
「いくら金を積まれても魂は売らんっ」て感じでしょうか^^
アルプス登山、成功させて欲しいです。
Posted by ねぼすけ at 2006年08月03日 14:17
野口健さんが、ロボットスーツをつけた障害者の人たちと、
スイスのブライトホルンという山にアタックしました。

野口さんのブログにレポートされてるのでぜひご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/fuji8776/archives/50631603.html
ほんと素直にすごいなあと思います。
Posted by 175 at 2006年08月08日 20:31
先週のTBS『情熱大陸』、山海教授でしたね。
子どもの頃にアシモフの『われはロボット』と出会い、
科学者を目指したそうです。

小学生の時の文集に、
「科学は 悪用すると こわいもの」って書いてありました。

山海さんのしゃべる英語、すごい日本人英語で、
えっとえっとって言いながら、
一生懸命しゃべってました。かっこいい
Posted by 175 at 2006年09月20日 23:08
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