最近はまってるのが“まんがで読破”シリーズ。
原本は絶対に読む気もしないような本がコンパクトにまんがで纏められていて、
これを読んでおけば、いざという時にさも原典を読んだかのようなフリをして、
知的な男ぶれるという画期的なシリーズです。
そんなシリーズで最初に読んだのがこの2冊。
『日本書紀』 編纂者;舎人(とねり)親王
『古事記』 編纂者;太安万呂(おおのやすまろ)
この2冊、特に外国人との会話のネタとして大きな威力を発揮するはずです。
『日本書紀』は、第40代天皇である天武天皇(673年-686年在位)の命によって編纂された
日本の歴史書で、日本という国が神さまによって作り出されてから、神さまの子孫である天皇が
日本の統治を始め、その後、天皇とその周囲との間で数々の跡目争いや戦争、暗殺、謀略を
繰り返しながらも、第41代持統天皇(690年-697年在位)に続くまでの歴史を記した本です。
『古事記』も扱う内容は『日本書紀』とほぼ同じなのですが、
物語性が強く、神話的世界が繰り広げられています。
書評担当:175