
元半導体エンジニアという異色の経歴の漫画家、見ル野栄司(本名)さんが、
世間で話題になることもない中小企業で働くエンジニアの悲哀を描いた
ノンフィクション(?)漫画です。
ぼくはエンジニアではないのですが、同じような業界で働いていたこともあり、
こういうエンジニアが今でも熱い情熱を持って働いているんだなあということが、
実感できるような気がします。
『シブすぎ技術に男泣き』
技術“命”の数々の登場人物に共感したり、苦笑したりするのと同時に、
これだからやっぱり日本の製造業は厳しい状況になってしまってるんだなあと、
再認識して、何となくしんみりしてしまうのでした。
ちなみにこの本、Tech総研のこのサイトで無料で読むこともできます。
書評担当:175
