『ALWAYS 三丁目の夕日』
この映画の原作者、西岸良平さんの漫画は、なぜか小学生くらいの時に
はまっていて、ホノボノしてていい漫画だなあと思っていたのですが、
この映画が流行った頃には全然興味が無くなっていて、
映画も観ていませんでした。
ただ、最近、東京23区でも西と東では全然雰囲気が違うなあということを
しみじみと感じる機会があって、
東京の東側、墨田区とか足立区とか荒川区とかその辺には、
東京下町の空気がまだまだ色濃く残っていて、
もしかして昔と変わってないんじゃないかという気がしてきたので、
昭和初期を描いたこの映画を観て比べてみようと思っていたら、
ちょうどTV放送されたので、今頃観たのでした。
まさに貧しいけれど夢があったを地で行っていた時代のほんの一瞬を
描いていて、その頃の前向きで明るい空気が伝わってくるようで、
心温まる名作でした。
出演者(子役の子たちも!)の演技もみんなよかったし、
映像もよかったし音楽もよかった。
この後すぐに、あんな時代がやってこようとは、
この頃の人々は誰も想像もしてなかったんだろうなあ…
あんな時代については、また次回。
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