2008年度のアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞受賞作。
スカッと熱い気持ちになれる一本です。
『マン・オン・ワイヤー』
フランス人の大道芸人フィリップ・プティが、許可無しに
有名な建物や橋などに忍び込み、命綱も付けずに綱渡りを決行
(もちろんその後逮捕されます。)する様子を記録した映画です。
ノートルタム寺院の塔やシドニー・ハーバー・ブリッジでの綱渡りを成功させた彼は、
次の目標を、当時建設中だったワールドトレードセンターに定めます。
下見のため、建設現場の作業員に変装してワールドトレードセンターの
屋上(地上約410m)に登った彼は、サウスタワーとノースタワーの間に張った、
綱の上を歩くことを想像してこう思います。
「これは絶対に無理だ。間違いない。
よし、やろう!」
そしてその日から、どうやってタワーとタワーの間に綱を張るか
などの問題を、徹底的に考え始めます。そしてそんな彼の周りには、
常識に縛られない心強い仲間が集まってきて、彼をサポートしてくれます。
果たして彼は、ワールドトレードセンターの綱渡りに成功するのか?!
続きは映画をご覧ください。
それにしても、
この人が綱渡りじゃなくてビジネスの世界に入ってきていたら、
アップルのスティーブ・ジョブズみたいになってたんだろうなあ。
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