2009年09月04日

『意外と知らない「社名」の話』 瀬戸 環

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職業柄か、すごい細かいところが気になります。

だから、例えば語源なんかも気になるもののひとつで、
「食」という漢字は、「人」と「良」が組み合わされてできているから、
食に気を使うことは、イコール人を良くすることだ、とか、
「掻く」という漢字は、「手偏」に「蚤(のみ)」と書くけど、
ほんと蚤に刺されるとムチャクチャ痒かったから納得できるなあとか、
こんなことですごい感心したりしてる姿は、まさにオタクです。

そんなオタクにおススメなのがこの一冊。

意外と知らない「社名」の話』。

「意外と知らない」ではなくて、
『ほとんどの人は興味がない「社名」の話』というのが正確だと思うけど。

例えば、「鉄」という漢字は、「金」と「失う」が組み合わされてできているから、
JR東日本のロゴマークでは、“東日本鉄道”の「鉄」の漢字が、
「金」と「矢」の組み合わせになっているとか、
大型書店の“ジュンク堂”は、創業者の父親の名前、工藤淳(くどう・じゅん)を、
ひっくり返したものだとか、
三菱財閥とは一切関係の無い三菱鉛筆は、
三菱グループよりもずっと古くからスリーダイヤのマークを使っていたが、
三菱グループだと誤解されることがあまりにも多いことから、
「uni」というブランド名を加えたとか、こんなネタがたくさん載っています。

「uni」は、小学校の時、これはナンだろうとずっと気になっていたので、
20年ぶりに謎を解くことができました。

書評担当:175

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posted by 175 at 12:37| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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