
予想以上に良かった初の中東旅行。
旅行前は、テロ警戒で、イエメンが観光できないような状態だったら、途中で
ドバイに戻ろうなんて考えてました。
実際には、日本人はほとんど見なかったけど、欧米人は結構いたし、イエメン人は
普通の生活をしているし、紛争地域であるサナアの北のほうや東のほうや南のほう
に行かなければそんなに危険ではないらしく、旅をしてても、あまり危険は
感じませんでした。
イエメンを去るときは、名残惜しかったくらい。
イエメンは本当にいい国で、オイルマネーで急速に近代化・都市化が進む中東の
なかで、いちばん中東らしさが残る国、なんて言われていて、人々も、
昔ながらの生活や価値感を守って生活しています。
いつか、安全になって、誰もが旅できる国になればいいなあ。
そしたら、また行きたいなあ。
すっかり仲良くなったドライバーさん、どういう義理か、タダで空港まで送迎も
してくれ、経由地であるドバイに向かいました。
ドバイ空港を下りると、数年来の友人で現地で観光ガイドをしているJさん(顔は
日本人に見えないけど、日本人)が僕達を観光案内するために、車で迎えに
来てくれました。

ほかにも、Jさんの美人の奥様(初対面)や、同じく現地在住のきたりん(会うの2回目)も
一緒に観光に付き合ってくれて、にぎやかな旅行最後の半日となりました。
日本と遠く離れて、海外に住んでいる日本人の友達の話を聞いてると、単純にすごいなあって思います。
たまに海外に住みたいなあと思うけど、やっぱり言葉の問題とか気候とか友達に
なかなか会えなかったり、実際に住むとなると自分には大変なんだろうなと。
さて。
ドバイに住んでもう2年以上?
さすがプロのガイドJさん。
ドバイの見所のほぼ全てを、効率よく、会社の車で回ってくれました。
JTBのパックツアーでドバイ観光に来ているおばさんたちのガイドで鍛えた絶妙
栃木弁トークが、最高に面白くて、現地に住んでるきたりんも含めて、僕たち
ツアー御一行様は、感心しきりでした。
つづく
シーマン