その代わりに、彼らがやるのが、カートと水パイプ。
カートというのは、覚醒作用のある葉っぱです。
覚醒作用といっても、舌がひりひりするような感じもしない弱いもので、
まあ、日本でいうと、チューインガムを噛むようなもんでしょうか。
町中の至るところで、おじさん達がカートを売ったり買ったりして片頬に
カートいっぱい膨らませて、こぶとりじいさんみたいな顔をしています。

これは、イエメンのみで流行っているそう(サウジアラビアなどイエメン以外の
国では、麻薬として違法です)

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郊外に広がっていたカート畑。
次に、水パイプ、これは、トルコとかイランとか中東全般に広まっています。
いろんなフレーバーのものがあって、ぷくぷくと音をたてながら回し飲みして
楽しむ感じです。

同じゲストハウスに滞在していた陽気なチェコ人カップルが水パイプをやっていて、
一緒にどうだと勧められたので、お言葉に甘えて、一服させてもらったりしました。
チェコといえば、プラハでストリップに行って、持って行ったお金の
大半を使ってしまった思い出と、日本にやってきたチェコ人から教わった
ホフノー(日本語で「う○こ」という意味)という単語がパッと頭に浮かび、
少し悩んだうえで、唯一知ってるチェコ語があるんだ、という風に切り出し
後者を口にしたら、それは素敵なチェコ語を知ってるねと、ウケてくれました。
よかった。
いい思い出です。
シーマン