2009年05月17日

『闇の子供たち』(☆☆☆☆)



闇の子供たち

児童買春、そして子供の人身売買という、
考えるのもイヤになるようなテーマを扱っている映画であり、
実際、目を背けたくなるシーンもたくさん出てきますが、
とてもマジメに真剣に丁寧に作られた映画でした。
日本ユニセフもこの映画を応援しています。)

江口洋介の抑えた演技も、タイの俳優たちの自然な演技もよかったし、
そして何よりタイの子供たちの迫真の演技がすごかった。

ただ、そんな出演者たちの中でひとり浮いていたのが、
熱血NGO職員役の宮崎あおい。
映画の中でのキャラクターもリアリティが無いし、演技もヒドいので、
彼女が登場するたびに、サーっと醒めてしまいます。

それから最後のシーン。
なんであんなのにしちゃったのかなあ。
なんかあれでこの映画の良さが全てブチ壊しみたいな。

ぼくの後ろの席の人も、あのラストは意味不明だと劇場で怒ってました。

あんなサスペンス風のどんでん返し、いらんがな。

すごい真剣に観てただけに、いろいろ腹も立つ映画でした。

映画担当:175





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posted by 175 at 12:12| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『闇の子供たち』のDVDを観られたんですか。そうですね。宮崎あおいさん自身も、あの映画の初写(最初に出来た公開前の映像)を観て、自分自身の演じた役・音羽恵子に、周囲が見えずに自分の気持ちだけで突っ走るところに正直いらっときましたと言っていたくらいですから。実際、宮崎さん自身が世界の恵まれない子供たちを救う為に学校を作りたいと活動をされていて、それだけでは解決にならないのでその後のこともちゃんとフォローできるような活動をしたいと、本を書いたり印税を寄付したりされてますものね。恵子の周囲の見えなさは、もちろん痛すぎるけど、主役の江口さん演じる南部と恵子の両方を対比させるにおいて、どちらの行動も一概に正義とは言えないという脚本と演出の意図する要求どおりの演技です。正義感だけのこどもの発想では目の前の子供ひとりは救えてもみんなは救えない。社会に訴えると言う大人の感覚だけではいずれは救えるようになるかも知れないけど目の前のこどもひとり救うことは出来ない。現実の矛盾と永遠の課題を描きたかったのだと思います。宮崎さんも江口さんも妻夫木さんも、この映画の悲しい現実にあえいでいる子供たちを救いたいと言う趣旨に賛同して出演を承諾されたと聞いています。いろいろ欠点も多い映画ですが、わたしたちに関係ない話としてではなく、ひとりひとりが人間としてこれからなんとかしなければと考えさせてくれただけでもやっぱり意味のある映画だったと思います。
by とおりすがりの映画ファン
Posted by とおりすがりの映画ファン at 2009年05月17日 22:36
妊娠中に映画館に観にいきました。
苦しいシーンが多くて見終わった後に一緒にいった友達に"流産しそう"って言ったら、びびられたよ。。。
考えさせられるけど、宮崎あおいが演じるNPOの女性には本当むかつきまくりで、あの存在がこの映画をうそ臭いものにしてて残念だったわ。もっと何とかならんかったのかねぇ。
Posted by かおり@宇都宮 at 2009年05月18日 17:07
すみません。
テーマがテーマなだけに、
ヘンな書き込みがあったら困るので、
この記事は、コメント承認制にしたのですが、
すっかり忘れていて今気づき、承認しました…

>映画ファンさん
ほんと意味のある映画だったと思います。

ぼくも早速、梁石日さんの原書を買ってきましたが、
テーマが重いのでまだ覚悟が決められず、
本棚に置いてあるままです。
がんばって読まないと。

>かおりさん
そりゃびびるわっ!!!

よく妊娠中に観に行きましたねえ!

あ〜、びっくりした。

Posted by 175 at 2009年08月23日 15:00
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