『ジェラシックパーク』や『ER』で有名な作家、
マイケル・クライトンの小説を初めて読んでみました。
『恐怖の存在』
地球温暖化の影響で、海面が上昇し、生活ができなくなったとして、
南太平洋の小国ヴァヌーツ(※バヌアツという国はほんとうにあります。)が、
地球温暖化の元凶、米国を訴えるというニュースが世界を駆け巡ります。
ヴァヌーツのために最強の弁護団が組まれ、
巨額の訴訟費用は、これまでも地球環境問題に取り組んできた
世界の大富豪モートンが負担することになります。
しかし、訴訟の準備を進めていくうちに次々と現れる疑問!
地球はほんとうに温暖化してるのか?
(ノンフィクションのデータがたくさん引用されています。)
異常気象を最新のテクノロジーで引き起こしておいて、
その異常気象を地球温暖化のせいにしようともくろむエコ・テロリストたちの暗躍!
そして大富豪モートンの突然の失踪!
おもしろい!
ぜひ、映画でも観てみたい一冊でした。
書評担当:175
2009年05月01日
『恐怖の存在』 マイクル・クライトン
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