ようやく文庫本が出た。
別にケチっているわけではなく、通勤時間中にハードカバーの本は邪魔なので、特に小説など
は、文庫本が出るまで待つことが多い。
これも、ずっと前から読みたいと思ってたので、即買い。
著者の森見さんは、京都出身で、学生時代を京都で過ごした者にとって懐かしい地名が
たくさん出てくる。
百万遍、出町柳、吉田神社、北白川、三条大橋、木屋町通り、、、
毎日会社で働いている今と違って(会社にいるだけで、暇だけど)、毎日自由な時間に
溢れていた当時(今のほうが楽しいけど)。
大学は出席すら取らず、年中夏休みみたいなもので、たいしたバイトもせずに、
だらだらと無為に過ごしていた5年間の学生時代が、懐かしくよみがえる。
あー、もったいなかった。
まあでも、あの時代のムダがあるから今のムダがある。
ムダ万歳!
さて。
変な文体も、最初は気になるくらいで、ストーリーもファンタジーみたくふわふわしてる
感じで、心地よく読めた。
他の作品も読んでみよう。
シーマン
最高。モリミー
http://ameblo.jp/nishiemi2/entry-10126631308.html
えみぃが好きそうなお話だ、
文庫本になったら、ぜひ読みたいです。