今週火曜日も、サモア日記。
日曜日は、バスも全部ストップするし、トゥイさんの家の近くには何もないので、
本当にやることがない。
外で遊ぶところなんて、まったくなく、夜は真っ暗。
月の明かりが唯一の光だ。
トゥイさんの家で、子供達とずっと遊んでいた。
最初は難しかったようだけど、練習すると、だいぶ上手に言えるようになった。
あ、そういえば、「らぐじ〜」の説明をするの忘れた。
らぐじ〜、サモア行ってしてきて!
トゥイさん家は、レファガ行きのバスに乗って、山を越えて海が見えるとおりに出る
ちょうど突き当たりのところにあります。
さて。
子供達と遊んでると、家で飼っている犬が室内に入ってきた。
すると、お母さんも子供達もみんな「ハル」と叫んで追い払おうとする。
サモアでは、犬をペットとして考える習慣はないようで、犬が部屋に入ってくると、
あっちに行け、と追い出すのだ。
この「あっち行け」というのは、サモア語で「ハル」。
何度も聞いたので覚えてしまい、やたらめったら、犬に向かって「ハル」と叫んでいた。
将来生まれてくるかもしれない子供に、「ハル」という名前をつけるのはやめようと
思った。
こうして、子供達と遊んだり、犬を追い払ったり、トゥイさんと日本の生活、
サモアの生活について話をしたりしながら、あっという間に夜が更けていき、
この日の夜は、ゲスト用の海沿いのファレではなく、トゥイさん家の部屋で寝させて
もらった。
トゥイさんファミリーの、何でもない日常の中に飛び込ませてもらって、普通に生活
させてもらったのが、サモアで過ごした一番の思い出だ。
シーマン
チェコでもサモアでも、らぐじ〜は、みんなの人気者ですね。
行けるぐらいやったら説明の必要ないやろ。
でも、もう恥ずかしくてサモアには行けません。