2008年12月12日

パパパパイタイへの道その6(サモア訪問記)

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トゥイさん家に泊まらせてもらった翌日、日曜日。
トゥイさんは、この日の朝、教会に僕達を連れていってくれた。

この日は、ホワイトサンデー。
子供達はみんな、真っ白な服を着て、大人達に、この日のために練習して
きた歌や踊りを披露する。
僕達も、保護者達に混じって、教会のいすに座り、子供達の演目を興味深く
見ていた。


トゥイさんちの子供たちは、なぜか白い服を着た上に女装させられていた。

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そういうものかと思ってたんだけど、周りの子供たちは普通だったし、いまだに
なぜだったのか、なぞだ。

にしても、サモア人は、でかい。
何を食ったらこんなにでかくなれるのか不思議でならないが、とにかく
最近メタボ気味の僕が華奢に見えるくらい、みんなでかい。


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子供もでかい。


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お母さんもでかいし。


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インタビュアーのお兄ちゃんもでかいし。


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ピアノ弾く人と指揮者の2ショット。
ピアノが小さくみえる。指揮棒がつまようじに見えた。


この日も、保護者や子供達のでかさに目を釘付けにしていたら、あっという間に、
すべての演目が終わり、それからは、なんとなく自然解散、みたいにゆるーく
いつの間にかみんな退場していった。

いかにもサモアらしい。


教会からトゥイさんの家に帰って、車に乗せてもらって、トゥイさんの妹の家に
ご飯を食べに行った。
サモアでは、親戚同士、しょっちゅうご飯を食べたりしに行き来しているらしく、
親戚が来たらご飯を振舞う、というのも普通らしい。
僕らも、トゥイさん家族に紛れ込んで、妹一家に昼食をご馳走になった。

ファレという宿泊施設に泊まったというより、もう、普通に友達の家に遊び
に来てるみたいになっていた。

サモアでは、こういった歓迎の仕方も普通のことかもしれない。
トゥイさんからも、「君達のサモアでの家族は僕達だ」と何度も言ってもらって、
なんだか嬉しかった。



信仰の厚いサモアでは、日曜日は安息日として、海に入ることは許されないし、
騒ぐことも許されない。

ビーチ沿いにいるのに海に入ってはいけなく、部屋で休んでおきなさいと
トゥイさんに言われて、やることもなく、子供達とおもちゃやなんかで遊んでたら、
だんだんとエキサイトしてしまって大騒ぎしてしまい、
トゥイさんに怒られたりした。

そうこうしてるうちに日も沈み、海に入ってもいいというお許しが出たので、
子供達と一緒に、浮き輪やビーチボールを持って、海へと飛び込んでいった。

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足が届かない子供達を抱えながら、ぱしゃぱしゃと水かけあったり、
まるでお父さんで、まったく柄にもないことをしてしまった。

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30分くらい遊んでただろうか、僕らは、本当のお父さん(トゥイさん)の、
そろそろご飯だから海から出て戻ってきなさい、という声で、子供達と一緒に
家に帰っていった。

シーマン

posted by 175 at 12:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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