2008年12月09日

パパパパイタイへの道その5(サモア訪問記)

s-P1070799.jpg

火曜だけど、特別に、サモア日記です。


前回の続き。

見知らぬ人が上に座ってくるバスに乗って田舎道を走ること、2、3時間くらい
だろうか。山を越えて、海が見えてきた。

運転手さんに、「ここらあたりがリターントゥパラダイスビーチに近い。
ここからこの海沿いの道を30分ほど歩いて行けば着くよ」と言われてバスから
降ろされ、バスは運転手さんが指した方向と反対方面へ向かって走り去って
いった。

運転手さんの言うとおり、歩き出そうとしたところ、バスが停まった前にある
家の住人らしき男性が声をかけてきた。

「君達、これからどこに行こうとしてるんだい?」


「あ、リターントゥパラダイスビーチに行きたいんです。ここから歩いて
すぐですか?」

と答えると、

「ここらが、そのビーチだよ。どうだい?良かったら今晩うちに泊まって
いかないか?」

と、そこはリターントゥパラダイスビーチではなさそうだったけど、まあ
だいたいそんな感じだっただし、重いバックパックを持って歩くのもきつかった
ので、泊めてもらうことにした。


サモアには、「ファレ」という簡素な壁のない建物があって、そこに2000円
くらいで泊まれるシステムがあるのだけど、僕らが泊めてもらったここも、
そういうのをやろうと思って、ビーチにいくつかファレを立て始めた様子の
ところだった。


結果的には、適当に決めたここに泊めてもらったのは、大当たり!!だった。

泊めてくれたご主人(最初に道端で声かけてきてくれた人)は、トゥイさん
という僕と同い年の33歳のお父さん(4児の父親!)だったんだけど、
この日は、荷物を置いて少し休んでいると、一緒にご飯を食べよう、と
トゥイさんが誘ってくれて、子供達に様子を見守られながら、タロイモ3個と
スープをご馳走になった。


s-DSCF7917.jpg


トゥイさん



ご飯を食べながら、サモアのこと、日本のこと、色々と話をした。

その翌日は、一年に1度の特別な日曜日、ホワイトサンデーという、日本で
いう子供の日のような祝日だったのだけど、トゥイさんの子供たちもそれに
参加するということで、一緒に教会に行こうと誘ってくれた。

日が沈むとあたりは真っ暗で、耳を澄ましても、波の音しか聞こえない、そんな
自然の中で、何もすることがなく、この日は、海沿いのファレで、眠りについた。


s-P1070798.jpg


泊まったファレ。
波の音を聞きながら寝ます。夜中は、相当うるさい、そして朝方寒い。



シーマン
posted by 175 at 11:46| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トゥイさん、c-manと同い年なの?!
これは驚きだ。

50代でも通用するよな。

おばちゃん概論も、
サモア編やったら、全く違うものになるに違いない。

Posted by 175 at 2008年12月10日 00:11
> 50代でも通用するよな。

でもやっぱり肌とか若かったよ。
Posted by ゆり at 2008年12月10日 11:01
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