『声に出して読みたい日本語』が昔、ベストセラーになった斎藤孝さん。
そのマジメそうなタイトルといい、ご本人のマジメそうな風貌といい、
これまで全く興味がなかったのですが、
先日、赤塚不二夫さんの追悼番組に斎藤さんがメッセージを寄せていて、
そこでナンと、「私が尊敬する人は、ゲーテとバカボンのパパです。」と言っていた。
なのでちょっと興味を持ち、彼の著書を眺めていたら、
『バカボンのパパはなぜ天才なのか?』なんていう本を出していたので、
早速読んでみました。
斎藤さんによると、バカボンのパパは、「これでいいのだ!」と断言して、
過去を断ち切っていく力がすごいから天才なんだそうです。
この本では、3頁くらいで1つのマンガが取り上げていて(全部で69作品)、
『天才バカボン』の他にも、『バガボンド』とか、『タッチ』とか、
『東京大学物語』とか、『寄生獣』とか、『ナニワ金融道』とか、
『ベルばら』とか、実にいろんなジャンルのマンガが出てきます。
次は、この本で紹介されていた、『行け!稲中卓球部』を読んでみる予定です。
書評担当:175
稲中の前野やろ、おまえ。
残念ながら「すすめ!パイレーツ!」は取り上げられてませんでした。
「らぐびーバカ一代」は取り上げられてました。
>c-man
稲中、読み始めました。
こいつに似てるって言われてたのか・・・