
≪第1問≫
ちょっとおしゃれなフレンチレストランなんかにデートで行って、
ワインリストを見たところ、3000円と5000円と7000円のワインがあった。
あなたはどのワインを頼むでしょうか?
この場合、5000円のワインを頼む人が多い。
つまり、お店からしたら、5000円のワインをたくさん売りたければ、
7000円のワインもメニューに載せておけばよいということ。
≪第2問≫
以下の“文字の色”を声に出して読んでみてください。
あか
くろ
あお
みどり
あお
きいろ
なんか詰まらなかった?
これは意識と無意識が、ぶつかっているからです。
つまり、意識では分かってるのに、
無意識が邪魔をしてうまくいかないのです。
人が何かを判断する時にもよくある状況です。
≪第3問≫
A社の社長のあなたは、これまで100億円かけて、
Xという多機能スポーツシューズを開発してきました。
開発完了まであと一歩のところで、ライバルのB社が、
Xよりも安くて機能も優れたスポーツシューズを販売することを知りました。
あなたは、Xの開発を途中でやめますか?
人は、手間ひまや時間やお金をかけたことに対しては、
主観的に価値が高くなってしまうため、
なかなか途中でやめることができなくなります。
どれだけ手間ひまや時間やお金をかけたとしても、
その時点時点で客観的に判断して、ムリだと思ったら潔くやめないといけません。
(経営判断だけじゃなく、株式投資にも人間関係にも当てはまります。)
と、こんなQAがたくさん載っているこの本。
ハウツー本ではありません(ハウツー本は読みません)。
『経済は感情で動く ―はじめての行動経済学―』
行動経済学という新しい学問の立役者ダニエル・カーネマンは、
2002年にノーベル経済学賞を受賞しています。
書評担当:175



