舞台は、ベトナム・ホーチミン。
主人公の女の子トゥイ(10歳)は、両親を亡くし、ホーチミン郊外にある
叔父さんの工場で働いていましたが、叔父さんの虐待から逃れるため、
ホーチミンに一人で出てきて、ポストカードや花を売って生活していこうと
しています。
河原で寝起きしたり、花を売ったりしているうちに、親切な二人の大人と出会って
仲良くなっていきます。
一人は、フライトアテンダントのラン。もう一人は、動物園の飼育係のハイ。
この二人のことが大好きなトゥイは、ランとハイを結びつけようと画策します。
手持ちカメラで映し出されるホーチミンの街並みは、活気に溢れていて、
賑わう屋台やバイクで溢れる大通りなどを見ていると、とても懐かしい気持ち
になれます。
画面が揺れてちょっと酔うけど。
主人公の女の子が素直でかわいいです。
どういうのが幸せなのかということが感じられて、温かい気持ちになれる
ほのぼのとしたいい映画です。
土曜日の夜に行った劇場は、お客さんは全部で7人でした。
映画担当:c-man