2008年09月19日

マリしんど17 〜世界遺産バンディアガラの断崖〜

2008年1月5日(土)

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この日は、早起きしてユガナ村を訪問します。

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山の上にある村を目指して、朝からトレッキングです。

ドゴン族が住んでいるこの辺りの断崖は、世界遺産に登録されています。
断崖の標高差は500m、幅は150kmにも及んでいます。
この断崖のあちこちに、そして断崖の裾野に、約700のドゴン族の村落があり、
約25万人が暮らしています。

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急な斜面を1時間ほど登っていくと、ドゴン族の村に到着しました。


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さらに山を登っていくと、


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山の頂上にはこんな景色が広がっています。


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あ〜、まさにアフリカ!


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でかい!


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眼下にはドゴン族の集落が見えます。


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登ってきた道と反対の道から山を降りると、
こっち側にもドゴン族の村がありました。

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これはバオバブの実。
パサパサの苦いラムネみたいな味でした。


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ランチを食べに宿に戻りました。

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この日のランチは、モロッコ料理のクスクス。
よく煮込んだドゴン玉ねぎがおいしい。

腹ごしらえが終わると、
今晩泊まる村長さんの家がある、別の村まで移動。

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移動中にまたドゴン族の村を発見。
崖に完全に溶け込んでいます。

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もともとニジェール河沿いに住んでいたドゴン族は、
河沿いで頻発する民族間の争いを避けて、
ニジェール河を離れ、現在彼らが住んでいる断崖に住居を移しました。


断崖にはティラム族という小人族が住んでいましたが、
彼らはドゴン族に追い出され、その後どこに行ったのかは分っていないそうです。

争いから逃れてこんな断崖に住んでいたドゴン族でしたが、
第二次世界大戦時は、ドゴン族の若者もフランス軍として戦争に狩り出されました。
ドゴン族ガイドのドロさんも戦争に行っていました。

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ちなみにティラム族は、崖の下にある円錐形の屋根の建物ではなく、
垂直な崖にポツポツ開いている穴に住んでいました。
(円錐形の屋根の建物は、ドゴン族の穀物倉庫です。)

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今は、ドゴン族のお墓として使われています。

マリ担当:175

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posted by 175 at 12:27| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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