日経新聞で紹介されていて気になっていたこの本。
『エロティック・ジャポン』
フランス人女性ジャーナリストが10年の歳月をかけて書き上げた大作です。
日本人でも知らない日本のエロ文化やサブカルチャーの数々が紹介されていて、
「まったく日本人はよくこんなことを考えるなあ」と、感心することしきり。
さらに、単なる紹介に留まらず、そこから日本人の性格や歴史や文化にも斬り込んで
いっているところがこの本のスバラシさです。
(ただ、けっこう間違い・勘違いも多いのですが、それもまたご愛嬌。)
例えば、『日本では女性のパンティーを覗き見ることに男たちが熱をあげているが、
それは、アニメのドラゴンボールにおける伝説の武闘家“亀仙人”が、
パンティーを見ることでパワーアップすることからも明らかである。
この感覚は、日本だけのものであり外国人には共感できないので、
ドラゴンボール翻訳版では、パンティーではなくお金に書き換えられている。』
とか、こんな興味深い洞察が繰り広げられています。
ちなみに、日本には全童連という組織があって、童貞くんたちに希望と経験を
与えているというネタも紹介されていたのですが、
その章の中に、前から疑問だったチェリーボーイの語源が書かれていました。
ウブだからシモネタですぐ顔が“さくらんぼのように”真っ赤っ赤になるので、
チェリーボーイというそうです。
この本から仕入れた知識をもとに、日本にはこんなヘンな文化があるんだよと
外国人の友だちに教えてあげたら、喜ばれること間違いなしです。
書評担当:175