2010年02月26日

『巡礼』 橋本治

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結構、本は読むほうだと思いますが、小説は滅多に読みません。
年に1冊か2冊くらい。

今年のその1冊か2冊になったのが、橋本治さんが書いたこの小説。

巡礼

テーマは、“ゴミ屋敷”です。

というのも、この本の存在を知る前に、NHKで“ゴミ屋敷”の特番をやっていて、
それをたまたま見ていたのですが、なぜ“ゴミ屋敷”ができてしまうのか、
そこが全然分りませんでした。

孤独だとか無気力だとか、
人間がそういう状態になることがあるのは分るのですが、
そんな状態でなんでゴミを集めてきちゃうのか、どうしても謎でした。
(別に謎のままにして放っておけばいいだけの話なんだけど。)

そんな時、なんと“ゴミ屋敷”をテーマにした小説があることを
新聞の書評かなんかで知って、早速読んでみたのです。

「なぜ“ゴミ屋敷”はできるのか?」
この難問に対し、ぼくは、「耐え難い孤独な状態が続いているので、
誰かに構って欲しいと思っているんだけど、そういう感情を自分で認めず、
ずっと抑圧していると、その感情が無意識のうちに歪んだ形で出てきて、
それがゴミを集めてきて溜め込むという行動になるのではないか。」
という仮定を立てて、この本を読み進めていったのですが、
どうもそうでもないなと。

ではいったいなぜなのか?

その答えはやっぱり、ぼくにはよく分かりません。

でもこの本を読み終えたとき、この小説の主人公の家が
“ゴミ屋敷”になってしまったのは何となく分かるなあ、
と、何となく思ってスッキリしたのでした。

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2010年02月19日

『ダメだ!この会社』 倉田 真由美/山崎 元

dameda.jpg

現在、自分自身が働いている会社と比べながら、
これ当てはまるなあとか、ここまで酷くはないなとか
いろいろ比較しながら読んでいたら、
あっという間に読み終えてしまったこの一冊。

ダメだ!この会社

だめんず・うぉ〜か〜』で有名な漫画家倉田真由美さんと、
転職回数12回の経済評論家山崎元さんが、
世の中のダメ会社を辛口コメントで滅多切りにしていきます。

この本を読んで、ぼくは絶対外資系企業は向かないことが分かりました。
そしてベンチャー企業にも間違いなく向かないことが分かりました。
もちろん金融機関なんか全く向いていません。

左隣に上司のハンコが押されるのだから、
一番下っ端の自分のハンコは、ちょっと左に傾けて押すこと!
(そうすると左側の上司のハンコにお辞儀してるように見えるから。)
なんてことを教育されることに耐えられる自信がありません。

そして「こんな国内大手企業はダメ!」の章を読むと…
いったいぼくはどんな会社なら合うんだろうと思ってしまいますが、
山崎さんのあとがきを読んで不安が和らぎました。

ハッキリ言って、世の中の会社のほとんどはダメ会社なのだ。

読者は、それぞれの会社がどのようにダメなのかを知って、
自分にピッタリのダメ会社に就職して欲しい。
人間と同じで、会社も、どこがダメなのかをよく知って付き合うと
うまく付き合えることがある(無理なことも、もちろんあるが)。

そして、ダメさを「味わえる」境地に達することができれば、
ビジネスパーソンとして達人の域だ。

「ダメ会社を愛せ!」


納得。

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2010年02月12日

『ヘッテルとフエーテル』 マネー・ヘッタ・チャン

hetta.jpg

日本タイトルだけ大賞2009で見事、大賞に輝いたこの一冊。

ヘッテルとフエーテル

著者のマネー・ヘッタ・チャンがつむぎだす、
“本当に残酷なマネー版グリム童話”です。

カツマーを目指したOLヘッテルの悲しい末路。
お金の知識がなかったが故に銀行に言われるがまま家を買い、
退職金どころか全財産をむしり取られてしまった老夫婦。
アフリカの貧困を救う振りしてホワイトバットでガメツク儲けるNPO。

そして、、、

今日もだれかがヘッテルとフエーテル、因果の歴史がまた1ページ…

おススメの一冊です(30分で読めます)。

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2010年02月05日

『死なない限り問題はない』 早田英志

shinanai.jpg

エメラルド・カウボーイこと、早田英志さんとは不思議な縁を感じます。

最初に早田さんに会ったのは、六本木のサルサ・バー。
もう5年も前のことです。
コロンビアで大成功したエメラルド王が来日するというニュースを知り、
どんな人なのか見に行きました。

その翌日、早田さんが作った映画を劇場に観に行ったら、
たまたま早田さんが舞台挨拶に来ていて、舞台挨拶後に偶然、
劇場の外で早田さんと鉢合わせし、握手してもらったのです。

それから3年後、たまたまサイクリングがてら中野ブロードウェイに行って、
あちこちお店をうろうろしていたら、なんと中野ブロードウェイに入っている本屋で
早田さんが新刊本のサイン会をしていて、そんなに混んでもなかったので、
また握手をしてもらって一緒に写真も撮ってもらったのでした。

その時の新刊本がこれ。

死なない限り問題はない

最近読み直したのですが、やっぱりおもしろかったので、
当時の思い出とあわせて紹介しました。

ちなみに、ぼくが持っているこの本には、
早田さんのこんな直筆メッセージが書かれています。

“175君
 人生、死なない限り問題有りません。
 愛と勇気を貫いてください。
 エメラルド・キングカウボーイ 早田英志”


かっこいい!

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2010年02月03日

175GOの想像力養成講座14《閲覧注意》


ゴキブリの殿堂(The Cockroach Hall of Fame)

米国テキサス州にある博物館です。

開館時間:月曜〜金曜の12:15pm〜5pm
入場料:無料

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想像力豊かな展示品の数々を観れるようです。

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