2009年07月31日

『新説 東京地下要塞』 秋庭 俊



「陰謀」とか「極秘」とか「禁断」とか、そんな言葉がたくさん出てくる割には、
何だか結局よく分からなかったのがこの本。

新説 東京地下要塞

例えば、刑務所跡地に建てられた池袋のサンシャインシティで、
知られざる謎の地下4階を発見した著者が、地下4階に潜入したところ、
そこには、東京電力の極秘発電所があった。終わり。

みたいな感じで、なんか中途半端なのです。


ただ、東京についてのいろんなエピソードが紹介されていて、
どれも中途半端なんだけど、けっこうおもしろい。

例えば、大隈重信と伊藤博文が苦労に苦労を重ねた末に開通させたのが、
今のJR東海道線。新橋−横浜間を走っていたそうです。

さらに、この頃、品川駅や田町駅は海の中にあったそうで、
沖合い50メートルのところに高さ4メートルの石垣を築いて、
その上に線路が敷設されていたそうです。

とか、
紀伊国屋書店は、もともと材木問屋だった。

とか。


“東京の歴史”という題名でもよかった気がした一冊でした。

書評担当:175

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2009年07月29日

175GOの想像力養成講座7


テカギイカ (学名:Gonatus onyx)

このイカがぶら下げている袋のようなものは、
2000個〜3000個の自分の卵です。

気持ち悪い!

想像力担当:175

次項有バックナンバー
☆第6回「ニュージーランド航空 (Air Newzealand)
☆第5回「首なし鶏マイク (本名:Mike)
☆第4回「ネムリユスリカ(英名:Sleeping Chironomid)
☆第3回「c-man(学名:Yuritoitsumademo)
☆第2回「ゴブリン・シャーク(学名:Mitsukurina owstoni )
☆第1回「デメニギス(学名:Macropinna microstoma)

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2009年07月28日

徒然なるままに:「●年前の今日」その1

何もやってないわけではないのですが、書くことがないので、「●年前の今日は何の日」
なんて、テレビでもよくやってる企画を考えてみました。
不定期で続けるかもしれないし、今日だけで終わるかもしれません。

今日は、2009年7月28日です。
今から2年前の今日というと、、、

2年前の今日、「Adult Treasure EXPO 2007」、通称・エロ博が、千葉の幕張メッセで
開かれていました。

広報部長に、インリン・オブ・ジョイトイを起用して、
「“大人に元気”〜Enjoying being an adult is the treasure of an adult」を
テーマにしたイベント。

健全なエロを前面に出して、エロ産業をより成熟させ本物の大人達に元気を与えたいと
いう主催者の意気込みに共感して、僕も、エロ友達と足を運び、大いに元気をもらった
わけだけど、結果的に、企画としては失敗に終わったようでした。


実際に会場にいた人たちを見ると、大きなカメラを抱えて、きわどい格好をした女性を
狙っている、見た目の怪しい男性がたくさんいたり、きわどい格好をした女性に抱きつ
いて写真を撮ろうとして、それはやめてくださいと言われている男性がいたり、とても
健全と言えるような雰囲気ではなかったのでした。

2年前に一緒に行った友達もエロ騒ぎしてて、ここでは恥ずかしくて書けないような
こともやりましたが、また、一緒に行って楽しみたいなあと思う僕は、2年前から
成長していないのでしょうか。

にしても、やっぱり、エロが日の目を見ることはないのかなあ、
第2回の開催を強く望みます。
(毎年開催される予定もあったみたいですが、今のとこ第2回が開催されるという
ような明るい情報は聞こえてきません。)

シーマン
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2009年07月26日

『未来を写した子どもたち』(☆☆☆☆☆)

miraikodomo.jpg

アカデミー賞(最優秀ドキュメンタリー賞)受賞作品、
未来を写した子どもたち

インドのコルカタにある売春窟。

そこにNYで活躍する女性カメラマンがやってきて、
子どもたちと出会い、そこで暮らし、
子どもたちにカメラを教えます。

いろんな個性の子どもたちが、街で写真を撮ったり、
人生で初めて海に行ったり、動物園に行ったりして、
そこで写真を撮ったりします。

思いがけない才能を発揮する子どももいます。

女性カメラマンは、子どもたちをこの売春窟から脱出させてあげたい、
そのために教育を受けさせたいと思い、入学に必要な書類を揃え、
子どもたちにHIV検査を受けさせ、スパルタ学校の面接を受けさせます。

このスパルタ学校というのが、10年間とにかく勉強一筋。
完全寄宿制で、年に3回定められている休みの期間以外は、
親が死んでも学校を休むことは許されないという厳しさ。

だけど、親元にいれば、周りの環境に染まってしまい、
売春窟を脱出することはできません。

そして、酷過ぎる家庭環境にいた子どもは、家に戻りたくないから、
スパルタ学校に残り続けます。
もしかしたら、将来、大学にも行けるかもしれません。

そして、温かい家庭環境にいた子どもは、勉強が辛すぎて、
優しいお母さんやおばあちゃんのいる家に逃げ帰ります。
将来は、売春婦になるでしょう。

でもこの子どもたちは、自分でどうするか選択することができました。
自分で選択できるってことは、大切なことなんだなあと思いました。
(さらに選択肢がたくさんあれば、もっとよかったけど。)

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2009年07月22日

175GOの世界の音楽 vol.8

今日は、20世紀の名コミックソング特集(大阪編)です!

まず一曲目は、笠置シズ子の『買い物ブギ』。

フジTVの番組『桑田佳祐の音楽寅さん』で桑田さんが歌っていて、
それで初めて知ったのですが、これは名曲だ!


そして2曲目は、月亭可朝の『嘆きのボイン』。

この哀愁漂う歌詞は、スバラシイのひと言です。

ちなみにこの月亭可朝さん。
去年、70歳なのにストーカー容疑で逮捕されていましたね。

その後、奥さんに、「土下座して『2度としません』と言うのと
死んでお詫びするのと、どっちやったら許してくれる?」と聞いたところ、
「『死んでお詫び』に決まってるやん」と即答されたそうです。


あともう一曲くらい紹介したかったのですが、何も思いつきませんでした。

ほなさいなら。

Musica担当:175GO

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2009年07月21日

ドバイ満喫(新婚旅行記その12)

PCの調子が悪く、一記事書くのに何度もリトライ・・・
あー、すごいストレスたまります。てか、万一データ全部消えたりしたらショック。
パソコンほしい。
が、新しいOSが出ようかとするこの時期、買い替えすべきか迷います。
ボーナス激減したし・・・

---------
半日だけトランジットの間で滞在することになったドバイ。

ドバイで観光ガイドをするJさんが案内してくれたおかげで、リアルドバイを
余すところなく、体感することができました。


s-P1060323.jpg


世界でもっとも高いタワーが建設されていたり(でも、これよりさらに高い
ビルが建設中だったりするらしい)、

s-DSCF9426.jpg

ショッピングモールの中に、(確か)世界一大きい水槽の水族館を作ってみたり、

s-P1060357.jpg

ギネスブックに載ってる金の塊があったり、

と、
アラブの国々の中でもっとも貧しいイエメンから、アラブの中で、いや世界でも
もっとも裕福な国ドバイに来て、そのギャップに、驚かされました。

もともとは砂漠だったところ(むしろイエメンのほうが、インドとアフリカの交易で栄えて
いた。)が、石油が出るか出ないかで、こんなに違ってくるなんて。。。


田舎だったり現地の人とのふれあいだったり古い町並みだったり、が好きな僕には、
ドバイは、また旅行したいと思うような魅力はそれほどなかったけれど、
友達とドバイで会えたことが何よりも楽しい時間でした。

また、ドバイのカーナンバーに隠された秘密、とか、ガイドならではのJさんの
薀蓄がとても面白くて、
ほんとに楽しい旅行最終日になりました。
一緒に遊んでくれた、Jさん&Jさんの奥さま、きたりん、ありがとう!!



シーマン
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2009年07月20日

アキバ一丁目劇場でお茶

日本の文化を知りたいというマレーシア人の友人たちの要望に応え、
通算6回目となるメイドカフェに行ってきました。
※6回とも、外国人の友達を連れて行っただけで、
 残念ながら、ぼくがハマってるわけではありません。

icchome01.JPG
お昼過ぎにアキバに集合。
なんとマレーシア人が9人!!

そして早速向かったのが、ここ。

maidolcafe200040.gif

マレーシア人9人と日本人2人で、お店のほとんどを占め、
食べ物やら飲み物を頼み、何が起きるのかと興味津々のみんな。

この日は、七夕も近かったので、メイドさんたちはみんな浴衣で、
さらにかわいくて愛想もいいメイドさんたちばかりでした。

やっぱメイドさんは、「何歳ですか?」って聞いたら、
「永遠に17歳です!」って答えてくれないといけません。

メイドさんにオムライスにケチャップで絵を描いてもらったり
(マレーシア名物のドリアンの絵を描いてとお願いしていました。)、
じゃんけん大会をやったり、黒ヒゲ危機一髪ゲームをやったり、
テレビゲームでメイドさんと対戦したりで、みんな大盛り上がり。

じゃんけん大会では、サティアさんと他のお客さんが最後まで勝ち残ったのですが、
他のお客さんがサティアさんに優勝者の権利を譲ってくれて、
サティアさんはなんとメイドさんと2ショットで写真を撮ることができたのでした。

クーさんは、最近覚えた重要な日本語、「美肌ですね。」を、
メイドさんにも言って喜ばれていました。

こんな感じで2時間くらいはいたでしょうか。

夜は、みんなで恵比寿のビアガーデンに行こうということで予約してたので、
お店を出て、アキバから恵比寿に向かうことにしました。

icchome02.JPG
途中、秋葉原駅近くの富士そばをチェック。

icchome03.JPG
ほんとにあるんだこれ!
ここの富士そば限定メニューのようです。

icchome04.JPG
秋葉原駅では、ちょうど七夕の笹が飾られていて、
短冊を書くことができました。

icchome05.JPG
クーさんの願い。

「日本人かのじょとつきあいたい」

ちなみにサティアさんも同じことを書いてました。

2人ともいい人なので、誰か付き合ってあげてください。

メイドカフェ担当:175

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2009年07月18日

『JUNO』☆☆☆☆





10代の高校生の女の子が、バンド仲間と興味本位でセックスして子供ができて
しまったことから始まるお話。

まあ、テーマは深刻なんだろうけど、映画はいたって軽いタッチ。

そういうのが駄目っていう人も多いみたいですが、映画は所詮フィクション
なんだしって思える僕は、
主人公の女の子の言動もハチャメチャな感じで、見てて楽しかったです。

低予算によるインディーズ映画だったのが、口コミによる口コミで、全米で
大ヒットしたらしい。

こういう宣伝に弱い僕は、いつも行く近所のレンタルビデオ屋さんでこう書かれて
10点満点の評価をしていたので、借りてみました。


<ストーリー>
16歳の女子高生のジュノ(エレン・ペイジ)は、いつもの退屈な午後、気取らないところが魅力的なクラスメイト・ポーリーと関係を持ち、予定外の妊娠をしてしまう。生まれてくる赤ちゃんに完璧な両親を見つけようと思い立ったジュノは、親友のリーとともに、養子を望む裕福な夫婦、マークとヴァネッサを見つける。9か月間を通して、体形の変化とともに、様々な感情に揺さぶられながら、大人になるための問題に真正面からぶつかっていくジュノ。彼女が最後に下す選択とは…?



シーマン
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2009年07月17日

『ヤンキー文化論序説』 五十嵐太郎

yankeestudy.jpg

最近ほとんど周りで見かけないのが、“ヤンキー”。

でも、たまに地方の田舎都市に行ったり、
地方じゃなくても、都内だって板橋区のドンキあたりに行けば、
今でも“ヤンキー”を見かけることができて、
「あ、まだいるんだ。」と感慨深くなります。

そんなヤンキーの文化を見事にまとめあげたのがこの一冊。

ヤンキー文化論序説

オタク文化については、これだけいろいろ論じられているのに、
同じくらい個性的な文化であるヤンキー文化には全然スポットライトが
当てられていないのはおかしいということで、
元ヤンでも何でもない著者と、同じく元ヤンでも何でもない各界の著名人たちが、
あれこれとヤンキーについて論じている本です。

例えば、「ヤンキーと矢沢永吉」(これは分かりやすい)とか、
「ヤンキーと祭り」(鋭い考察でおもしろい)とか、
「ヤンキーとバロック建築」とか、「ヤンキーと歌舞伎」とか。

アラサーアラフォーの酒井順子さんも1章書いていますが、
「ヤンキーと雑誌」というテーマで、「現代社会において、
昔からのヤンキー魂を受け継いでいる雑誌は、
小悪魔AGEHA』だ」と喝破しています。

koakumaageha.jpg
今、この記事を書くついでに、どんな雑誌なのかチェックしてみたら、
最新号の表紙は、「心に鎧を」でした。
これだけでもヤンキー魂を感じます。

ちなみにぼくのお勧めヤンキー映画は、『下妻物語』です。

書評担当:175

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2009年07月15日

175GOの想像力養成講座6


ニュージーランド航空 (Air Newzealand)

けっこうニュースで紹介されていたので、知っている人も多いと思いますが、
ニュージーランド航空が、出演者がみんな裸の安全確認ビデオを作りました。
スッチーやスチュアートが裸でボディーペインティングをしています。

日本でいえばJALみたいな位置づけの航空会社がこんなことやるなんて。
すごい!

他にもいろんな種類があるみたいです。

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2009年07月14日

イエメン番外編

s-P1060320.jpg


イエメンの空港で、でかでかと掲げられていたポスターから、その国の文化が
分かります。

聴診器、心臓の音は、ちゃんと聞こえるのでしょうか。

シーマン

(今日は時間がないため、日記は一回休みで、番外編です。)
posted by 175 at 22:09| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月13日

クリスピークリームドーナツを食べに 最終回

韓国最終日

この日も、韓国に来る直前に放映されていた『世界ふしぎ発見!』で
紹介されていた街、三清洞(サンチョンドン)に行くことにしました。

韓国の昔の街並みがそのまま残っているのどかな街で、
昔の家を改装したお洒落なカフェや雑貨屋さんが立ち並んでいます。

busan54.JPG
途中、カフェ『星の王子さま』がありました。

busan56.JPG
メニューです。
韓国語で、「大人はみんな昔、子どもだった。」とか書いてあるんですね。

busan55.JPG
キャラクターの権利関係は問題ないんだろうかとか考えながら、
のんびりビールを飲んでいました。


busan57.JPG
ファミマも街に溶け込んでいます。


そしてしばらく坂道を上っていくと、

busan62.JPG
これこれ。これです。テレビで紹介されてた街並み。

busan58.JPG
この辺の家には、普通に人が住んでいました。

busan59.JPG
多くの家がSECOMに加入していました。

busan53.JPG
路地もいい感じ。

次回ソウルに来たら、この辺りに泊まってみたいです。

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ランチは、三清洞にあるコムタン専門店『北村チンコムタン』へ。

busan61.JPG
コムタンは、牛のテールスープです。
好き嫌いが分かれそうな味でした。


busan63.JPG
滞在時間もあとわずかになったので、
お土産を買いに南大門市場へ。

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食器が積み重ねられてる店の前で写真を撮った後、
いつものお店で韓国ノリをてきぱきと買って、
歩いてホテルまで戻りました。

busan65.JPG
途中、ミョンドンで有名な長いソフトクリームを食べました。

こんな感じであっという間に終わった韓国4泊5日旅行。

基本的に同じ国には行かないのですが、
韓国は、何度行っても飽きまへん。

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2009年07月12日

『26世紀青年』(☆☆☆☆☆)



未来を描いた映画といえば、科学技術が発達した
夢のような世界が描かれているものなのですが、
その正反対をいくのがこの映画。

26世紀青年

冷凍保存実験の実験台に選ばれてしまった、主人公のジョー。
何の特徴もないごく普通の人です。

1年間の冷凍保存のはずが、実験のミスで、500年の眠りから目覚めると、
そこは、平和ボケの結果、生殖能力の高いバカばかりとなってしまった、
26世紀の地球でした。

周りがバカばかりなので、ジョーは、世界一の天才として噂になり、
ポルノスター上がりのコマーチョ大統領にも目をつけられ、
国務長官に抜擢されます。

しかし!

ここから先は、映画をご覧ください。

それにしても、こんなバカ映画なのに、セットも豪華だし、
CGもすごいし、かなりお金かけて作っていることは、明らかです。
そこがまたバカげていてスバらしい!

後世に名を残す名作コメディであることは、間違いありません。

映画担当:175



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2009年07月10日

『神の棄てた裸体』 石井光太

kaminosuteta.jpg

絶対貧困』がスバラシイ本だったので、
石井光太さんの他の本も読んでみました。

神の棄てた裸体

あの厳格なイスラム世界の裏社会の性(社会が目を背けるような性)が
テーマということもあり、かなり危険な本なので、
ここで紹介するつもりも無かったのですが、
これまたあまりにもすごい本だったので、やっぱり紹介することにしました。

イスラム世界の裏社会の性の、リアルな実態を知るため、
著者の石井さんは、インドネシアのスラム街の売春宿で住み込みで働いたり、
中東ヨルダンのナイトクラブでバーテンになったり、
米軍占領後のアフガニスタンに行ったりします。

もちろん、こんなことしてるのは、全然すごいことではありません。
こんな危険なことは止めたほうがいいのは間違いないんだけど
(ほんとこの人、命がいくつあっても足りない・・・)、
ただ、そこまで生活の中に入り込んでいった上で紹介している、
リアルなエピソードは、ひとつひとつどれも凄まじいです。

その圧倒的に厳しい現実のパワーを目の当たりにして、
石井さんが余りの不条理に、たまに義憤に駆られて、
正義とか倫理とか善悪を振りかざす時もあるんだけど、
全く歯が立ちません。いつもコテンパにやられてしまいます。

そして自己嫌悪に陥ったり、逃げ出したりするのですが、
そんな時の石井さん自身の気持ちに、とても共感ができます。

今年一番、泣いた本です。

本を読み終わったら、石井光太さんオフィシャルサイトの、
取材写真もチェックしてみてください。

書評担当:175

P.S.
読売新聞産経新聞にも書評が載っています。

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2009年07月07日

イエメンからドバイへ(新婚旅行記その11)

s-DSCF9453.jpg


予想以上に良かった初の中東旅行。

旅行前は、テロ警戒で、イエメンが観光できないような状態だったら、途中で
ドバイに戻ろうなんて考えてました。

実際には、日本人はほとんど見なかったけど、欧米人は結構いたし、イエメン人は
普通の生活をしているし、紛争地域であるサナアの北のほうや東のほうや南のほう
に行かなければそんなに危険ではないらしく、旅をしてても、あまり危険は
感じませんでした。
イエメンを去るときは、名残惜しかったくらい。

イエメンは本当にいい国で、オイルマネーで急速に近代化・都市化が進む中東の
なかで、いちばん中東らしさが残る国、なんて言われていて、人々も、
昔ながらの生活や価値感を守って生活しています。
いつか、安全になって、誰もが旅できる国になればいいなあ。
そしたら、また行きたいなあ。


すっかり仲良くなったドライバーさん、どういう義理か、タダで空港まで送迎も
してくれ、経由地であるドバイに向かいました。


ドバイ空港を下りると、数年来の友人で現地で観光ガイドをしているJさん(顔は
日本人に見えないけど、日本人)が僕達を観光案内するために、車で迎えに
来てくれました。


s-DSCF9429.jpg


ほかにも、Jさんの美人の奥様(初対面)や、同じく現地在住のきたりん(会うの2回目)も
一緒に観光に付き合ってくれて、にぎやかな旅行最後の半日となりました。

日本と遠く離れて、海外に住んでいる日本人の友達の話を聞いてると、単純にすごいなあって思います。
たまに海外に住みたいなあと思うけど、やっぱり言葉の問題とか気候とか友達に
なかなか会えなかったり、実際に住むとなると自分には大変なんだろうなと。


さて。
ドバイに住んでもう2年以上?
さすがプロのガイドJさん。
ドバイの見所のほぼ全てを、効率よく、会社の車で回ってくれました。

JTBのパックツアーでドバイ観光に来ているおばさんたちのガイドで鍛えた絶妙
栃木弁トークが、最高に面白くて、現地に住んでるきたりんも含めて、僕たち
ツアー御一行様は、感心しきりでした。

つづく

シーマン
posted by 175 at 12:32| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月06日

クリスピークリームドーナツを食べに その8

busan45.JPG
チェさんに連れて行ってもらったのは
渡り蟹の醤油漬け専門店『プロカンジャンケジャン』。

今回、韓国に来る直前の『世界ふしぎ発見!』で、この料理が紹介されていて、
超おいしそうだったのです。

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カンジャンケジャン(大)は、なんと7万5千ウォン!
チェさんが、結婚祝いということで、ご馳走してくれました。
ありがと〜

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これこれ。これです。テレビで見たやつと同じです。
持っていったガイドブックにも、お店の紹介がされていて、
「優しい甘さととろける食感にノックアウト!」と書いてありました。

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そして今回の旅行中、一番おいしかったのがこれ。
カニ肉を食べた後、甲羅に残ったカニ味噌と自家製タレにご飯を入れると、

busan49.JPG
これがほんとにおいしい!

さすがユンソナが20歳のときから常連として通ってる店なだけあります。

カンジャンケジャンに大満足した後は、
ほんとにお洒落な店が立ち並ぶ、アックジョンドン地区のカフェに行ってから、
江北地区をドライブして、それからソウルタワーに行きました。

途中、前大統領派のデモを規制するため、
盾を持った機動隊員が1000人くらいいました。

その様子を見て、チェさんは、
「韓国では、正規社員と非正規社員の格差がとても問題になっています。
 韓国人は、ブランド志向がとても強くて、中小企業の正規社員になるよりも、
 大企業の非正規社員になりたがります。
 そして、大企業が非正規社員を解雇すると、仕事が無いといってデモをするのです。
 中小企業に行けば、仕事がたくさんあるのにです。」
という話をしてくれたり、
韓国では、実家が近くにあるのにひとり暮らしをすることは少ないということとか、
ひとり暮らしする際には、オフィステル(オフィス+ホテル)を活用することが多いとか、
最近日本人観光客がすごい増えたから、ミョンドンに行ったら渋谷みたいだったとか、
いろんな話しをしてくれました。

ぼくも、ゆき2が子どもを生んだ話しとかシーマンがスピード婚した話しなんかをしたら、
チェさんは、ゲラゲラ笑っていました。

busan50.JPG
2、3年前に再オープンしたソウルタワー

山の上にあるこのタワーに辿り着くのはけっこう大変で、
山の環境保全のため、車の乗り入れが禁止されているので、
韓国人は、山の麓からバスに乗らなければいけません。

ただ、外国人がひとりでもいる場合、タクシーでタワーまで行けます。
途中でパスポートをチェックされます。

busan51.JPG
ソウルタワーの展望台。
この日は、曇り空でしたが、それでもきれいな夜景が見れました。

観光地に行くと、よく似顔絵描きがいますが、
ソウルタワーの展望台には、自動似顔絵描きマシーンがあります。

busan52.JPG
こんな似顔絵を、機械が描いてくれるのです。
ちなみにこの似顔絵は、サンプルとして置いてあったものですが、
よく見たらラモス愛ちゃんじゃん。

チェさんが、これまた結婚祝いとして、
似顔絵をプレゼントしてくれました。

こんな感じであっという間に午前0時になり、
チェさんは、ぼくらをホテルまで送ってくれて、
「今日はほんとに会えてよかったです。」と握手して、
最後にみんなで写真を撮ってから、車で帰って行きました。

チェさん、ほんとどうもありがとう!!!
また日本か韓国で遊びましょう。

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2009年07月05日

『アヒルと鴨のコインロッカー』☆☆☆☆




伊坂幸太郎の小説が好きで、文庫になった本は全部読んでます。

読みやすい文体とか、ミステリー仕立てになっていて、文章の至る所に伏線が
張られ、最後のオチであーそういうことだったのかと分かるすっきり感とか、ハッピーエンドばかりではないけど物語の結末に共感できるとか、
そういうとこが好きです。


「アヒルと鴨のコインロッカー」は、そういった伊坂作品の特徴がすごくよく
表れていて、映画化って、一体どうやるんだろう、と思うような内容で、レンタル屋
で棚に並べられているのを見るたびにそう思ってたんだけど、ここのところ、
すごい勢いで伊坂作品が映画化されているのと、最近新しい文庫本が出て
早速買って読んで面白かったので、映画も一回見てみるか、ってことで
借りてきたのですが。


結論としては、面白かったです。
それは反則でしょう、という突っ込みどころもあったけど、そこは、そのように
しなければ、話のオチが最初に分かってしまうので、仕方ないんだろうなあ。
あと、端役の人たちの演技がひどすぎた。

まあでも、面白かった。


ほかの作品も見てみようと思いました。

でも、小説のほうが、いい。


(あらすじ)
仙台の大学に進学し、初めて一人暮らしを始めた椎名。ボブ・ディランの「風に吹かれて」
を口ずさみながら引越の片付けをしていると、アパートの隣人・河崎から唐突に
本屋襲撃に誘われる。
やはり同じアパートに住むブータン人留学生が落ち込んでいるから「広辞苑」を
プレゼントするのだと。困惑しながらもモデルガンを手に襲撃の手伝いをして
しまう椎名に、河崎はペットショップの店長・麗子には気をつけろと忠告する。


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2009年07月03日

『僕と株と樹海の日々』 まりお

bokukabu.jpg

これは絶対に儲かると思って株を買った途端、
株価がどんどん下がっていき、
あー大失敗だ。もうダメだと思って、売っ払ってしまった途端、
株価がどんぞん上がっていき、
踏んだり蹴ったりの気分になったり、

新聞や雑誌で推奨されてる株を買ったのに、
全然上がらなかったり、

株の教科書をしっかり読んで、儲かる方法を試してみたのに、
教科書どおりには全く行かなかったり、

そんな経験をしたことのある(またはそんな経験ばかりの)投資家に送る一冊、
僕と株と樹海の日々』。

サブタイトルは、
「株やめますか?それとも人間やめますか?」。

この本の著者である、ダメ株投資家まりおさんのダメっぷりマンガを読んで、
ゲラゲラ笑いつつも、ふと我が身を振り返って落ち込む人も多いのではないでしょうか。


ちなみに、まりおさんのブログ、
僕と投資と樹海の日々』は、
URLがdonzokoになっていますが、どん底会とは一切関係ありません。

書評担当:175

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