2009年06月21日

『ヤング@ハート』☆☆☆☆




平均年齢80歳以上のおじいちゃん、おばあちゃんたちのコーラス隊の様子を
追ったドキュメンタリー映画。

このコーラス隊が歌うのが、ロックやR&Bなど、おじいちゃんおばあちゃんたち
には難しい曲ばかり。
しかも、曲の選択は、指揮者のボブ・シルマンが行っていて、おじいちゃん
おばあちゃんたちは、決してロックが好きだったりするわけではありません。

だけど、音楽の幅を広げたい、といって、厳しい練習にも取り組んでいきます。

30歳を過ぎたあたりから、ますます向上心とかがなくなってきてしまった僕
と違って、80歳を超えても、向上心を持ち続けているってのが、ほんとに
すごいことだと、関心させられます。

いつまでも若くいるっていうのは、こういうことなんだなあって思いました。

なかでも、コンサート本番の直前に、2人のメンバーが亡くなってしまう
のだけど、そのうちの1人が亡くなった当日に、刑務所への慰問コンサート
を行う、というシーンは、とても感動的でした。

最初は、じじいばばあが一体何しにきたんだ!?って感じの様子で斜に構える
ように眺めてた囚人たちが、コーラス隊の歌を聞いてるうちに、顔が穏やかに
なっていき、演奏が終わったころにはスタンディングオベーションをして称えます。

歌の力って、すごいなあ。

僕の大好きなオペラ歌手で友人の稲田マキさんが、僕の結婚式披露宴の余興で
友人が歌ってくれた歌を聞いて、「感動で涙が出てきたわ、歌って上手とか
下手とかじゃなくて、心なのね」
と仰っていたのを、ふと思い出しました。


最後のシーンのコンサートを聞いた観客が、
何よりも、あの人たちが楽しそうなのがよかったわ
なんてことを言ってましたが、本当にそのとおりだ、自分も、いくつになっても
好きなことをやって楽しい人生を送りたい、と思いました。

が、そういえば、自分には、趣味が何もないのでした。
一生、回文でも考えてようかな。老後は時間もたっぷりありそうだし。

シーマン










posted by 175 at 15:20| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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