松子という風変わりで嫌われ者の女性の一生を描くこの作品。
いきなり、松子が他殺死体で発見されるというシーンから始まる。
松子の甥が、松子の生涯をたどるという形で、回想シーンで構成されるのだけど、
松子の一生というのが、ほんとに悲惨で、救いようがなくて、それをミュージカル風
に明るく描くというシュールさが好き。
自分だって、いつ不幸に見舞われるか分からない世の中なわけで、それでもやっぱり
人生は人生。
一人の女性に、これでもかと次から次へと降りかかる不幸をみたのに、なぜか
人生ってそういうもんだよなあなんて思って、生きてく勇気(覚悟?)
みたいなのを感じさせられる不思議な映画でした。
面白い。
シーマン
(他の人の感想ググってたら、ど風呂グで去年175が感想書いてた。)