2009年03月06日

『ドキュメント 屠場』 鎌田 慧

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先日、タクシーで品川駅のそばを通り過ぎた時、
タクシーのカーナビに、
東京都中央卸売市場食肉市場」(芝浦と場)という場所が出ていて、
「えっ、東京にも食肉市場があるんだ?!」とびっくりしたのでした。
(『いのちの食べかた』を観て、すごいインパクトがあったので。)

そこで、たまたま見つけたこんな本を読んでみました。

ドキュメント 屠場

読んでみると、食肉の歴史とか、どんな仕事なのかとか、差別問題とか、
全然知らなかったことだらけでした。

1950年代の終わり頃、今の品川駅の辺りは、まるで西部劇のようだったみたいで、
牛や馬の大群(多い時は、豚5000頭、馬400頭、牛100頭くらい)が
貨車でやってきて、ホコリがもうもうと舞い上がり、男たちが駆け回っていたそうです。

今の街並みからは、想像できないなあ。


それから、完全に個人的なことなのですが、
ぼくの友人にヒンドゥー教徒のデニッシュというインド人がいるのですが、
ヒンドゥー教徒は、牛を大切にしていて、牛肉は食べません。

しかし、デニッシュが住んでいる三ノ輪には、昔、三ノ輪屠場があって、
明治末期には、牛を年間16,000頭処理していたそうです。

デニッシュがショックを受けるかもしれないから、
この本は読まないように教えてあげないと。

書評担当:175

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P.S.ホルモンの語源


posted by 175 at 12:34| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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