2008年12月02日

徒然なるままに:リチャード来日

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リチャードが日本に来てるらしい、だから金曜日の夜、予定あけておいて。

そんな話を聞いたのは、先週の初め。
それから、何の音沙汰もないまま、金曜の終業のベルが鳴り終わった。
しょうがないからそろそろ家に帰ろうかと思ってたころ、突然、今から東京に
行くとの連絡があった。

という経緯で、結局、急遽開催となった、リチャードの日本お帰り会だったけど、
8人も集まって、新宿歌舞伎町のアジア料理店で楽しいパーティが始まった。

リチャードは、どん底会を始めたごく初期のころに知り合った外国人の友達で、
それ以来、いろんな外国人と友達になったけど、リチャードほど愛すべき
アホな外国人とは出会えてない。

日本が大好きで、日本人の女の子が大好きなリチャード。

1年半前に、3年間住んだ日本を離れて、家族が待つオーストラリアに帰って
行ったわけだけど、リチャードにとっての母国は、日本。
日本を発つ半年前から鬱状態になって、いまでも、その状態は続いているとのこと。
そのせいか、いつも以上にテンションが高くて、いつか日本に帰ってきたいと
繰り返し言っていた。

僕は、外国を旅するのが好きで、いろんな国の人たちと話をすることも大好き
だけど、外国に実際住んで、その国を、ここが自分のホームだ、と言えるほどに
好きになるというのは、ちょっと想像がつかない。

きっと僕が日本を好きな以上に、日本を愛してるリチャード。
それほど日本という国を好きになってくれたことは、日本人として、少し嬉しい。


僕らは、リチャードと一緒にいるときはいつも、お酒を飲みだすと止まらず、
1次会を終えたあと、終電を確信的に逃し、2次会をしにバー「どん底」へと
向かった。

バー「どん底」といえば、今から2年前にどん底4周年パーティを開催し、
リチャードや変態キコリを始めとして、テキーラを浴びるように飲み、
数多くの人が醜態を晒してしまった忌まわしい思い出があるところ。

そして、その忌まわしい出来事が再来してしまった。

どん底でテキーラのショットを何度も注文するイナダ。
乗せられて何杯も飲み続ける変態きこり。そして、隣りでバカ笑いしつづける
リチャード。


結局、2次会を終えた閉店時刻を少し過ぎた午後1時半過ぎ(追い出された)には、
きこりは、だいぶ酷いことになっていた。


家に帰れないリチャード、きこりとともに、我が家へとタクシーで向かう。

途中きこりは、何度も運転手に注意されつつ、タクシーの窓から顔を出して、
胃の中のものを口から放出しては、リチャードに心配されていたらしい。
タクシー運転手さんの迷惑そうな顔が忘れられない。
きこりは、何度もタクシーを停めては、ようやく我が家にたどり着き、家に
着いてもしばらく気分が悪そうに何度もトイレと部屋を往復し、ようやく3時ごろ、
コンタクトを壊したあとに眠りについた。

リチャードは、今回はあまりひどくは酔っていなかったみたいで、部屋に着く
なり、すぐに眠りについたものの、翌日に関空からオーストラリアに帰国する
予定だったので、朝の6時半に起きて、荷物を置いている橋本にある友人宅
(うちから1時間半ほどかかる)を往復したあと、新幹線に乗って関西方面へと
向かっていった。

僕も、記憶をなくしてはいなかったけど、相当な二日酔いで、リチャードが
帰ったあと、きこりと二人で、夕方まで部屋でダウンしていた。

朝リチャードを駅まで送りに行ったときに見た空は真っ青で、それは2年前に
見た真っ青な空の色と同じで、それはまるで、まったく2年前のあの日から
リチャードとキコリ(そしてもしかしたら僕も)が、何も変わっていないことを
象徴しているかのようだった。

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徒然シーマン

追記:突然のお誘いに来てくれたきこり、うめちゃん、りえ5、
ありがとう!
posted by 175 at 12:23| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 混浴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする