2008年11月13日

今週読んだ本 その6




○ぼくは猟師になった 千松 信也

魚を獲るほうの漁師ではない。
山の猟師、これは、馴染みがない人が多いのではないだろうか。

僕も、まったく馴染みがなかった。

大学を卒業するとき、僕は、進路として、今ある職業の中からどれを選ぼうか、
ということで考え、その結果、最初に面接に受かったのんびりしてそうなメーカー
を選び、なんとなく偶然に配属された部署で10年近く働いてきているわけだが、
僕とほぼ同い年で、名前も一緒で、大学も一緒の人で、こんな面白い人生を歩んでる
人がいるのは、すごく不思議で、あー生き方って全然違うんだなあ、と
感じさせ
られたのだった。

猟師免許なんてあるのは知らなかったし、京都市近郊の山のほうで鹿や熊が、ワナ猟で
取れるなんてこと、まったくもって驚きだ。
(千松さんの猟の手法は、「鉄砲打ってバンバンバン!」ではなく、網などでワナを
かける手法、動物との知恵比べで熟練の技を必要とされるものだ)

獲れた鹿の裁き方とか調理法とか書かれていて、まったく実践的でなくて、楽しい。



エコに興味がある人にも、オススメの一冊だ。

僕は、エコエコ言ってる人をみると、どうもうそ臭いなあと思ってしまうんだけど
(関係ないけど、近所のスーパーが、ビニール袋1個につき5円も取るようになって、
むかつく。。。)、千松さんは、本当の意味で、自然に敬意を払っている、と感じられる。


「自分で食べる肉は、自分で責任をもって調達する」という著者の生き方は、
かっこいい。


読書担当:c-man


posted by 175 at 12:44| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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