2008年09月18日

今週読んだ本 その1


秋の気配を感じるようになり、通勤時間に本を読む時間が増えてきました。

ここのところ、週に1、2冊のペースで文庫本を読んでるので、「今週読んだ本」コーナーを
不定期に連載します。

あまり気合を入れて書くと続かないので、簡単に。

第1回は、たぶん今月に読んだ本。


1冊目「ユージニア」恩田 陸


読んでる最中、全貌が分からず、謎が多いので、とても気持ち悪い。
読んでるうちにだんだん分かってくるけど、でもやっぱり分からないまま終わり、気持ち悪い。
検索してみたら、よく分からない人用への解説サイトなるものもあり、やっぱりみんな
よく分からなかったんだー、という感想。

フリマに出す予定。誰か買って!

2冊目「ミッキーマウスの憂鬱」松岡 圭祐


ディズニーランドを舞台にした青春小説。主人公のヘタレ青年が、最初読んでていらいらするが、
いつの間にか、いいヤツになってる。

法務部の人間というのが出てきて、ビジネスの実態を把握せずに損害賠償云々の法律
の話をしたり、場の空気を読めずに規則の話をしたり、と、ものすごい印象悪く描かれて
いた。でも、実際にそういう法務部の人間は、いる。

これも、フリマに出す。買って!

3冊目「カラシニコフT」松本 仁一


「カラシニコフ」という世界でもっとも作られ、もっとも使われている自動小銃を通じて、
主としてアフリカで起こっている内戦、政変などの様子を描いたルポ。
アフリカで生きる少女へのインタビューなどもあって、実際の生活などもうかがい知る
ことができる。

衝撃的な内容で、暗い気分になったりもするけど、素晴らしい。
臨場感あふれる記述で、一気に最後まで読んだ。
今のとこ、今年読んだベスト。いま、そのUを読んでる最中。

これはフリマに出さない。
興味ある方、お貸しします。

書評:c-man
posted by 175 at 12:27| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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