マリの景色はあまり写らず、代わりに、若い男と女があいつが好きだ嫌いだと、
そんなことばっかりやってるので、いらいらしてきて、
再び筆を執りました。
マリレポート、今度こそ最後まで終わらせます。
ソンゴ村を離れ、この日ぼくらが泊まったのはここ、
サンガ村にあるホテル・ギナ。
夕ご飯には、生まれて初めての豚肉のレアステーキを食べました。
(まさか豚肉だとは思いませんでした。。)
よくお腹壊さなかったもんだ・・・
翌朝は、ドゴン族ガイドのゴロさんに連れられて、
ホテルの近くを散歩しました。
長老だけが入ることを許される集会所、“トグナ”。
ここで長老たちが村のいろいろな問題を話し合います。
“トグナ”で話し合いをすれば、もしつい熱くなってケンカになりそうになっても、
天井が低いので立ち上がることができず、
取っ組み合いにはならないように作られているのです。
神官の住む家。
ドゴン族の人たちは、今でも神話の世界に生きていると言われています。
ドゴン族の村では、生理中の女性は村の外れにあるこの建物に集められ、
終わるまで中にいないといけません。
村外れでは、呪術師のおじいさんたちが集まって、地面に絵を描いていました。
(観光客向けパフォーマンスじゃなくて、日常の仕事としてです。)
夜、コヨーテがこの絵の上を歩いた時、その足跡がどこについたかで、
未来を占うそうです。
ボンゴ村からバナニ村までトレッキングしている途中に、玉ねぎ畑がありました。
ドゴンの人たちは、バケツいっぱいの水を汲んで、
一日何度も何度も井戸と畑を往復して、
砂漠の中で、玉ねぎを作っているのです。
甘くて味の濃いおいしい玉ねぎでした。
トレッキングの途中の景色です。
マリ担当:175

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