大きな地図で見る
グーグルの新サービス「ストリートビュー」を最初に見たとき、
なんか気持ち悪いなあって思った人は多いはず。
僕自身、すごいなあと思うと同時に、ちょっと気持ち悪い感じがした。
大きな通りだけならまだしも、住宅地の中にまで入ってきていて、通りを歩いてるとこが、
ばっちし写ってる人がいたり、ホテル街を歩いてるとこが写されてたり、いろんなところで
話題になっている。
ということで、先日、MIAUという団体が主催した「Googleストリートビュー”問題”
を考える」というイベントに参加してきた。
会場は、なぜか、阿佐ヶ谷産業商工会館という、自宅から歩いて5分程度の、
何度か前を通りかかったこともあるところ。
そこで、消費者団体のおばちゃんやら、ネットオタクのおっちゃんやら、
弁護士先生なんかが、白熱した議論をしていた。
おばちゃんいわく「なんだか気持ち悪いわ、グーグル許せない!」
オタクおじさんいわく「なにが問題か分からない。べつにいいんじゃない?」
弁護士先生いわく「僕は中立の立場。プライバシーとかの観点からはグレーだ」
あと、もう一人いて、なにか小難しいことを喋ってた。
結構ホットなニュースなのか、記者さんもたくさん来ていた。(いろんなサイトで、イベントの
内容がまとめられていたので、興味のある人はリンク先の記事を読めば、だいたい内容が
分かると思います。)
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/09/01/gsv/
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/08/28/20682.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/28/news032.html
グーグルは、プリウスに棒を指して、地上2.5メートルくらいのとこから360度カメラを
使って撮影していたらしく、その高さがまた、普通の人の目なら見えない塀の内側が見えて
イヤだとか、そういう議論もあるようだ。
僕としては、ま、多少気持ち悪いけど、便利な面もあるし、いいんじゃない?的な感想で、
議論の中身自体は、大して興味を持てなかった(もう少し法的な観点での分析や議論がある
と思ってたら期待はずれだった)。
Locationviewとかeveyscapeとかalpslabvideoとかiseephotovistaとか、類似のサービス
がいっぱい紹介されて、えー、こんないっぱいすでにあったんだ、と、ベンチャー系ネット
事情に疎い僕には、新鮮だった。
徒然担当:シーマン
