プノンペンでカラオケに行った。
「ムラサキ」とみんなが呼ぶそのカラオケ店は、日本のような個室に分かれている
ものではなく、スナックみたいなところだった。
他のお客さんグループがいたら、各グループで何曲かずつ歌って、順に他のグループに
マイクを渡していく、というシステムらしい。
歌うのが大好きなソパートが、ずっと熱唱していた。
歌詞のテロップがクメール語のため、全く分からない。
(でも上手いのは分かる)
友達のひろみ君もクメール語の曲を歌っていた。
僕も、調子に乗って、1曲。
チャゲアスの大昔の歌「男と女」が、なぜか今カンボジアで流行っているらしく
(クメール語でだけど)、うろ覚えの日本語の歌詞で、どうせ誰もわからないだろうと
適当に歌ってみた。
なんというか、全く旅をしているという感覚ではなく、日常を過ごしている感覚で
それがまたいい。
みんながこのお店を「ムラサキ」と呼ぶ理由は、これ(↑)。
この気持ち悪い色のお酒は、養命酒みたいな味(もっと安っぽい感じの味)で、
意外と飲み進めるうちに慣れてきて、止まらなくなった。
翌日の二日酔いが、ひどかった。
シーマン(夫のほう)