お久しぶりすぎて、いま、みわちゃんがどこで何してるか、忘れてしまった人が
ほとんどでしょうから、おさらいしましょう。
(あらすじ)
2006年の秋、カンボジアを旅行したときに、シェムリアップのリーマンの家で
飼われていた50匹ほどのワニのうち一番小さな1匹をどん底会のペットとして購入した。
その彼女の名前が、みわちゃん(本名:みわ6)。
飛行機では持って帰ってこれないので、リーマン家で預かってもらって、他のワニ
たちと一緒にみわちゃんを育ててもらうこととした。
しばらくは順調に成長していたけど、えさ代がどんどん上がってしまい、リーマン家
のワニたちは、売られることになった。
一匹残されることになったみわちゃんは、家も失ってしまったため、1000匹以上
ワニを飼っているお金持ちの近所の家に預けられることになった。
こうして、何とか一命は取り留めたのだった。
(本題)
先日、カンボジアに行った僕は、みわちゃんを何とか自分の手の届く距離にしたい
(←比喩です)との思いから、預かっている友達の家から再びリーマンの家に
連れ戻そうという計画を立てていた。
ただ、問題は、リーマン家のワニの家が、リーマン家で飼われていたワニの売却と
同時に、ゴミ捨て場となり、セメントにヒビが入ってしまうなど、とても使える状態
にはないということだった。
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空き缶だらけのワニの家
リーマンに相談したところ、セメント買ってヒビを直して、空き缶を全部ワニの家
から取り除いて、近所のお金持ちの家からワニを取り戻し、ワニの家に水を入れよう
ということになった。
↑
お金持ちのお家
が、ご存知のとおり、この時期カンボジアは一年で一番暑い時期を迎えていて、
昼間なんかほんの数分外を出歩くだけでふらふらになってしまう。
これは大変だなあと思い悩んでいたところ、そのワニの家修復の前夜、たまたま
バーで日本人の若者何人かに出会ったので、ワニの家修復を手伝ってくれないか
話を持ちかけたところ、なんと、快く引き受けてくれたのだ。
僕はカンボジアもう4度目だし、観光地もだいたい行ったんだけど、みんな初めて
カンボジアに来てワニの家なんか直してていいんだろうか・・・
ま、本人たちがやってみたいと言ってくれたので、お手伝いしてもらって、
ワニの家修復プロジェクトが始まったのだった。
果たして、みわちゃんの運命やいかに!
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トゥトゥク内でワニの家の完成を待つみわちゃん
つづく
ワニ担当;シーマン